川島ブログ 

コミュニケーション能力に関するブログを書いています。筆者は元引きこもり、ニート、現在はダイレクトコミュニケーションの講師をしている川島達史です。

人生を楽しむ能力

現在、ほぼ2歳のムスメと生後4か月のムスコと暮らす私。日々リアル発達心理学を学習しております。

 

子供が出来て感じることは、人生を楽しむ能力が高いという点です。私からすると面白くもなんともない、おもちゃ、自然物に対して全力で面白がるのです。

 

www.youtube.com

 

なるほど、こんな感じでやれば確かに楽しいかも。

 

人生を楽しめるかどうかはお金というより、自分の心構えであったり、楽しむ工夫なのかなと日々感じております。

 

子供の視点と言うのは日常見過ごしがちな楽しみ方を教えてくれますね。おもしろいことは、工夫次第でその辺にいくらでも転がっているのだなあ~

 

 (水の無駄遣いすいません。。)

 

 

 

 

 

テキストを淡々と進めるか、オリジナリティを発揮するか3

テキストを淡々と進めるか、オリジナリティを発揮するか3

 

 

先日の続きです。テキストについてはオリジナリティはそこまで追求しない、教える講師も基礎をまずはしっかりお伝えしてほしい。ということをお伝えしました。今回はその続きです(前回のブログはこちら




・テキストベースではイマイチおもしろくない

 映像などを使った講義をして欲しい



ダイコミュもかなり規模が拡大してきたので、コンプライアンスを重視するため、youtubeの動画など、既製品の映像などは禁止の方針を固めました。そのためもし映像化するとすると、フリー素材やオリジナルで撮影などを行って教材として使用する形になると思います。



映像化のメリットとデメリットを比較してみたいと思います

 

メリット

・視覚的に分かりやすい

・講座の質が講師陣で安定する

・エンターテイメント性

・メリハリが付く 

・目が覚める笑

 

 

デメリット

・生徒さんが議論する時間が少なくなってしまう

・ゼロベースから動画を創るとコストが跳ね上がる

 →授業料値上げ?

・講師が実演しなくなってしまうおそれ

・生徒さんが受身になってしまう

・準備が大変

 

 

 

将来的には創りたい

このようにメリットデメリットがありますが、将来的にポイントポイントで使って行きたいと思います。スクリーンを借りると有料になってしまったり、会場によって使える使えないの問題があるので、ダイコミュが教室としてテナントを設けられるときに実現すると思います。




川島の理想

現状はひとまず上記の理由があり、テキストをまずはしっかり教えてもらい、オリジナリティはお給料の範囲内で・・・という方針になると思います。

 

最も、ある程度先生方が熟達してくると、自然と新しいことをしたくなってくるでしょうあ。現実的にそのまま講義をしている先生は少ないですしね。



私は餃子の王将を参考にしようと考えています。餃子の王将は各店舗ごとにベーシックな中華料理と、ご当地グルメを考えて提供するシステムを取っているようです。


例えば私が昔住んでいた横浜ですと、サンマーメンというラーメンがおいてありました。これは京都や大阪ではないラーメンでした。この違いが王将の魅力を高めていると言えます。

 

このようにベースとオリジナリティはある程度あったほうが講師もやりがいを感じますし、生徒さんもワクワクすると思います。将来的には当然できるようにしたいと考えています。

 

 

目安ですが

75%はベースを守り、

25%ぐらいはオリジナリティ

を目指す!ぐらいが面白くなるんじゃないかと思います。

 

 

ひとまず以上です!

ご意見をくださっていしばしさん

議論に参加してくださった生徒さんに感謝です!

 

 

また私の意見も変わることがあるので

引き続きがんがんご意見くださいませ♪

 



 

 

 

 

テキストを淡々と進めるか、オリジナリティを発揮するか2

テキストを淡々と進めるか、オリジナリティを発揮するか2

 

先日の続きです。テキストについてはオリジナリティはそこまで追求しない、教える講師も基礎をまずはしっかりお伝えしてほしい。ということをお伝えしました。今回はその続きです(前回のブログはこちら

 

 

ソーシャルスキル講師はほぼゼロ

この業界の内情を伝えますと、まず心理学の勉強をしっかりしている資格として、臨床心理士精神保健福祉があります。臨床心理士は心理の専門家、精神保健福祉士は精神疾患に関する制度の専門家という特徴があります。

 

両者とも、精神疾患や心理に関する勉強をしてきたという点では共通しています。この点、「心理学講座」という面においてはある程度人材は確保しやすいと言えます。

 

しかし、ダイコミュの中核である、「成人のソーシャルスキル(会話トレーニング)」について、勉強している資格や団体というのは存在しません。成人の会話トレーニングを研究している学会や団体は存在しないと言い切って良いと言えます。

 

 

・会話のトレーニング法はなぜか研究がない

私もこれは創業する前に調べてびっくりしたのですが、これだけ会話というものが世の中にあふれているのに、トレーニング方法を体系化し、教えることができる人がいないという現状があります。

 

英会話教室の先生などであれば、求人を出せばある程度、経験を積んだ先生が集まると思いますが、成人のソーシャルスキルの講師など、いくら募集をかけても一人も応募がないのです。

 

何せ研究している人が私しかいなかったのですから。そもそも世の中に存在しない人を募集しても集まるわけがないのです。

 

 

ゼロから学ぶしかない

 世の中に、最初から教えることができる講師がいない以上は、ゼロから育成するしかありません。これはこの業界が抱える問題であるとも言えます。

 

そのためセカンドベストとして、採用の基準を臨床心理士か精神保健福祉士、もしくは心理系の大学院を卒業していること、ソーシャルスキルトレーニングについて学ぶ意欲を持っている先生というのが条件になります。

 

しかし、これがなかなかいらっしゃいません。。。心理系の先生からの応募は多いのですが、ソーシャルスキルの重要性を理解して下さって、社交性を持った魅力的な先生とを捜すことにいつも苦労します。

 

倍率でいうと30倍ぐらいでしょうか。専門家の中でもそれぐらい貴重な人材ばかりです。私としてはこれらの先生のモチベーションが下がらないように、安全な労働環境を作ることが結果的に生徒さんのためになると考えています。

 

教える先生がいなくなってしまえば、講師をそもそも選べないですしね。。。

 

 

・準備には膨大な時間

杉野先生に私は甘えてしまっていたと思います。資料も人一倍作りこんで、サービス精神旺盛に教えてくださっていました。ただ逆に言えば、杉野先生に過剰な残業をお願いしてたとも言えます。

 

パワポを作り、シュミレーションをする、理論的な背景を抑えると2日はかかります。これに講座が1日、プラスされます。杉野先生はもともとあまり金銭的にはこだわらず、生徒さんのためになるか?を考える先生なので、自主的に準備をして下さって、その分の代金を請求されることはなかったですが、下手をすれば「やりがい搾取」のような状態にもなりかねないと言えます。

 

本当はもっとお給料を出したかったのですが、講座代金との関係もあったので、難しいところでした・・・。

 

 

・オリジナリティはいずれ発揮していく 

このようにソーシャルスキルという分野の新規性もあり、しばらくは教える側も基本を守りながらの講座になると思います。ただダイコミュの先生は援助マインドが強いのでいずれ、ブラッシュアップしてくれると楽観的に考えています。

 

もともと私も能力がない人間ですし、雑な人間です。原本は私が創りましたが、私より優秀な先生が多いので、数年講師をすれば、いろいろな付加価値を自然とつけてくれうると考えています。

 

そうして出てきた付加価値はどんどん共有して、教科書の完成度も上げていきたいです。これはもうダイコミュが続く限り永遠に続く作業になると思います。

 

 

 続きます

 

 

テキストを淡々と進めるか、オリジナリティを発揮するか1

テキストを淡々と進めるか、オリジナリティを発揮するか1

 

 

続けてのご意見について

ダイコミュわいわい広場

(テキストを淡々と進めるか、オリジナリティを発揮するか)

 

 

・講師ごとのオリジナリティはどの程度Okにしているのか

この点についてはテキストをベースとして、後は先生ごとの裁量に任せている部分が多いです。適度な脱線、自分の色を出してもOkと伝えています。私もたまに逸脱して論文を持ってきて解説したりとか多少メンバーや流れをみて変えています。

 

 

・講師ごとにオリジナリティを出した講座をして欲しい

オリジナリティという面について上記のように現状は考えていますが、この点については、現時点では、そこまで優先順位が高くないと考えています。

 

理由を端的に表すと「労働環境を守るため」です。

 

 

講師業という労働環境から説明しますと、ダイコミュの講師は全部で28種類の講義があり、その都度かなりの予習が必要になります。私もそこそこまとまった講義ができるようになったな・・・と自分で感じるまで5年はかかりました。

 

 

講師がやること 

特にまだデビューしたての先生は、

 

時間配分の組立、チーム分け、リハーサル、準備のやり方、感想タイムのつくり方、お茶会のムード作り、初めての方の対応、講座前の自分の心の整理、わすれものがないか、孤立している生徒さんがいないか、挫折感を味わっている生徒さんがいないか、グループワークが崩壊していないか、会場のシステムはどうなっているか、出席をとり忘れていないか、講座後の反省、川島への報告・・・

 

 

もう本当に集中力が要求されます。

 

さらに言えば、心理的な講座は、クレームにもつながりやすいですし、最悪、訴訟問題になったりするリスクも抱えています。

 

 

経営者にも気を使わなくてはならない

さらに、さらに・・・私とは違い、講師の方は川島にも気を使わなくてはならないという、ハンデがあります。

 

1年目の先生に、講義だけでなく自分の考えを出して、オリジナリティを出してやってください!

 

とすると、青天井の努力を求める結果になってしまうので、労働環境という面でかなり危ない会社になってしまいます。オリジナリティというのは制限がないので、無限の努力を強いる危険性があるのですね。サービス残業の危険性も高いです。

 

私がもし就職するとすれば、やはり最初はきちんとカリキュラムがあって、それをしっかりこなすことで合格点をもらえる会社に就職したいと思います。

 

 

3年は教科書をしっかり

先生方の負担を考えると少なくとも3年程度は、教科書をしっかり教えることができる先生になってくれれば充分と考えています。もちろんテキストを淡々では困るので、テキストを情熱を持ってお伝えしてもらえればOkです。

 

生徒さんからすると物足りないと感じるかもしれないですが、それは教材を作っている会社側の責任であって、先生方の責任ではないと考えています。

 

問題の本質は教材にあるのと考えています。

 

ですので、先生方のオリジナリティを求めるよりも、教材のブラッシュアップに力を注ぎたいと考えています。もちろん、先生方のオリジナリティを要求しないという わけではなく、先生方がお給料と相談しながら納得いく範囲内で考えていただければ十分です。

 

 

まとめると

・テキストをベースに情熱をもって講義で充分合格

・あくまでオリジナリティよりも基礎を重視する

・お給料を超えない範囲内でのオリジナリティもちろんOk  

・評判が良いものは教科書に反映

 

 

という形にしたいと考えています。今回の論点は説明がかなり必要なのであと2回ぐらい続きます!!

 

 

 

 

 

教室ごとの講師を明示すべし

教室ごとの講師を明示すべし

 

 

先日生徒さんから、教室ごとの講師を明示して欲しいとご要望を頂きました。

ありがとうございます!!

 

ダイコミュわいわい広場

(各クラスにおける担当講師の明示についてのご提案)

 

 

頂いたご要望

・教室ごとの講師を明示して欲しい

・経験や経歴など明示して欲しい

・意気込みなどを明示して欲しい

・1年間は同じ先生に継続して欲しい

 

こちらについて、最もなご意見なので、早めに対応したいと考えています。

改善事項は以下の通りです。

 

 

改善事項

・各教室スケジュールに講師名を記載する

・原則として1年間は同じ講師が継続

講師の専門性や学会発表、経験など、イレギュラーな事情もあり、例外も発生します ただその際は少なくとも3か月前に講師から明示します 

・自己紹介の部分については随時更新していきます

・講師写真などは、通常講座については明示が原則

 

 

これまでの流れ

つい3年ほど前まで、ダイコミュの講義は特に関東は80%は川島が担当していました。元々川島が一人で始めた会社なので、特に明示は必要ありませんでした。ただおかげさまで生徒さんが増えて、関東・関西合わせると、6名の先生が講座を担当されています。

 

この点、もっと早く明示すれば良かったと率直に反省しています。混乱してしまった生徒さんについてこの場を借りてお詫び申し上げます。貴重な代金をお支払いいただいている以上、生徒さんにも選ぶ権利があると思いますので、当然講師は明示されるべきだと思います。

 

そろそろ明示しなくてはと考えていたのですが、ズルズル先延ばしになってしまった感があります。改めてお詫び申し上げます。会議室担当に伝え、4月下旬にはホームページを改善します。

 

 

*現状イレギュラーな情報として

 

・新宿教室 7~8月 川島 精神病院にて実習のため

 大塚が担当になる可能性あり 早めに報告します

 

・銀座第1教室

 5~8月 臨床心理士 亀井(新人の先生です)

 9月以降は大塚 通年の予定

 

・千葉教室

 亀井 11月から新規開校

 

・他の教室は原則

 講師は変わりません

 

ひとまず上記のような状態です。

よろしくお願いします!!

 

 

(「オリジナリティ」のご要望については

金曜日に回答します。)

 

 

 

 

 

コミュニケーション能力コラム34 人を好きになる方法1 嫌う部分を「区切ってみる」

コミュニケーション能力コラム34 人を好きになる方法1 嫌う部分を「区切ってみる」

 

久しぶりにコミュニケーション能力コラムを書きます。今回は私自身が心掛けている考え方です。

 

・嫌うという感情

「嫌う」という感情は必要な感情です。これ自体が全部悪いというわけではありません。例えば「嫌う」という感情があると、危険な人を回避できるというメリットがあります。自分の身を守るために必要な感情です。

 

 

ただし「嫌う」という感情が過剰になると損する場面が増えていきます。統計があるわけではないですが、30人に1人ぐらい嫌いになるのはOkだと思います。しかし、15人に1人嫌いになったら黄色信号、5人に1人嫌いになる場合は赤信号と考えると良いでしょう。

 

 

・嫌うという感情は諸刃の剣

嫌うという感情は実は、損する感情でもあります。諸刃の剣で自分を苦しめてしまうのです。なぜなら嫌いな人がいると、その人がいる場所に行きにくくなってしまうからです。結果的に自分の自由が奪われてしまうのです。

 

嫌う → その人がいる場所に行きたくなくなる → 自分の居場所が減る → 行動範囲が狭くなる → 社会性が無くなる

 

という関係性があります。

 

 

「嫌う=行動範囲が狭くなる」

 

 

というリスキーな感情でもあるのです。5人に一人嫌いになる心性を持っているとおそらくどこに行っても嫌いになる人が出てきて、居場所がなくなってしまいます。私自身嫌う感情はなるべく抑えて好きになるように努力しています。

 

 

・ 「嫌う」は他の部分を汚染する

ただそうは言っても、「嫌う」という感情は、出てきてしまうものです。では人を頻繁に嫌いになってしまう人はどうすれば良いのでしょうか?いくつかやり方はありますが、今回は「区切る」というやり方をお伝えします。

 

 

例えば、

相手の特徴を

A,B,C,D,E

とします。

 

 

ここで、Aという特徴が嫌いだとします。人を嫌いになりやすい方は、Aだけでなく、関係の薄いBとCという特徴まで食指を伸ばしてしまうのです。

 

A,B,C,D,E

 

Aという部分が嫌いだったのに、どういうわけか、BとCも嫌いになってしまう。BとCが嫌いになると、ドミノ倒しのようにDとEも嫌いになってしまう。そうしていつの間にかその人そのものが嫌いになってしまうのっです。

 

A,B,C,D,E

 

嫌うという感情は他の特徴を汚染してしまうのです。

 

 

例えば

相手が遅刻をするとします。

 

「遅刻」という面で怒るのはOkです。遅刻した行動を嫌うのはOkでしょう。

 

 

しかし、この遅刻という現象だけでなく、いいかげんな奴だ、だらしない・・・と遅刻以外の枠ぐみで、他の分野にまで嫌いの気持ちを広げてしまいたくなったら注意が必要です。

 

 

・区切る癖

私自身心がけていることはしっかり「区切る」ことです。遅刻は遅刻が悪いのであって、それ以上に拡大しないように冷静になるのです。

 

 

遅刻を怒ることはOkなのですが、それ以上感情を発展させないように気を付けます。あいつはだらしないやつだ、いい加減なやつだ・・・信用できない・・・・

 

 

こんな形で事実を超えた枠ぐみで相手を解釈しだすと、正しい判断ができないですし、言われる相手からすると、なんでそこまでいわれなきゃならないんだ!まともな議論ができないと判断され、周りから人がいなくなってしまいます。

 

 

✖✖な面はちょっと苦手だけど

〇〇な面、△△、□□は好きだ

 

 

こんな感じで確認していくことが大事です。

 

私自身、嫌うという感情が出てきたら、他の特徴を汚染しないように気を付けています。やはり嫌いな人が多いより、好きな人が多いほうが世の中楽しいです。

 

その心を創っていくのは自分の人間観が非常に大事になってくると思います。良かったら参考にしてみてください(^^)

 

 

 

( 人を好きになる方法コラム、

もう少し続けたいと思います)

 

 

 

 

*********************************:

 

*交流分析でも汚染という概念がありますが

 ニュアンスは微妙に異なります

 

 *どんな感情でも意味がありますので

 「嫌う」ことで得することも当然あります

 

 

上野美術館めぐり

3月20日は上野美術館巡りイベントでした。

生徒さんは50名ほどご参加!

 

 

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*噴水前で談笑する生徒さん

 

私のチームは西洋美術館、博物館を周りました。

 

 

美術館って集団で行くと話せないし、1人で行くことが多いのですが集団で行くのも楽しいことに気が付きました。

 

 

見た絵について、あーだこーだ、話し合えるのは1人で行くのとは違った楽しみがありますね。

 

 

西洋画は脳みそが慣れていないのか、別世界に行った感覚がありました。文化的に神様に関する絵が多かったかな。

 

博物館は日本分化の展示が中心だったので安心感がありましたね。縄文時代からだんだん展示物の決め細かさが深くなっていくのが面白かったです。

 

 

次回はちょっと期間がありますが

7月30日の真夏の文化祭です!

MIXI上で4月1日から参加者を募集する予定です♪

 

 

ダイコミュらしい

バリエーションに飛んだイベントになるといいなあ。