川島ブログ 

コミュニケーション能力に関するブログを書いています。筆者は元引きこもり、ニート、現在はダイレクトコミュニケーションの講師をしている川島達史です。

コミュニケーション能力-講座の軌跡200 あがり症編 全員辞めてしまうではないか?

コミュニケーション能力-講座の軌跡200   あがり症編 全員辞めるのではないか?

 

 

元引きこもりの私は400万円をため、コミュニケーション講座を開催し、どうにか初日の講義を終えることができました。

 

 

ようやく初めの1歩を踏み出すことができた・・・
よくぞ人前に立つことができた・・・

 

 

放心状態になりながら、人生で初めて手にした充足感に浸りました。帰りの電車で椅子に深く座りながら私は達成感に浸りました。

 

 

 


つい4か月前まで地獄を味わっていたのに、今日はこうして、目の前に生徒さんと対峙してコミュニケーションに関する講義ができた。

 

 

私は人生ではじめて

「根拠のある小さな自信」

を手にした気がしました。

 

 

自分をディスってばかりの人生でしたが、これは本当に「結果を出した」という感覚があったのです。

 

 

確かに運も味方していました。素人が創ったホームページで「コミュニケーション能力」というビックワードでYAHOO1位を取ったのです。

 


全くもって意味不明でしたが、でもそれは行動した結果手にした幸運なのです。行動しなかったら運すらつかめなかったのです。行動することの大事さを痛感しました。

 

 

「コミュニケーション講座」は手ごたえとしてとても面白いと感じました。生徒さんとコミュニケーションの問題について、練習をしたり、議論するのが嬉しく、そして責任も感じました期待を裏切らないように頑張らなきゃ、もっと勉強しなきゃ!と強く感じました。

 

 

初日はひとまずほっとしたのですが、経営には、すぐに不安がつきまとうことが突き付けられました。

 


それは、
壮絶に失敗した講義で
生徒さんが続けてくれるのか?
という不安でした。

 

 

どう考えても、生徒さんが続けてくれる気がしませんでした。なにせコミュニケーション講座の講師が、いきなりトイレから出てこなくなってしまい、そしてあがって話せなかったからです。

 

 

講座後の高揚感は長くは続きませんでした。

 

 

冷静になると現実が見えてきます。私には会社を運営する資金がほぼ枯渇しているのです。

 

 

すぐに生徒さんが続けてくれるのか、という不安の波が押し寄せてきました。

 

 

 

 

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私川島達史は元引きこもりニートです。対人恐怖の克服体験、起業について執筆中です。対人恐怖の克服、どうして引きこもりがコミュニケーション講座を創ったのか?興味がある方は是非ご一読ください。

 

・軽度対人恐怖時代       1~32
・引きこもりピークに   33~56
・フリーター時代     57~82
・2年間の会社員時代      83~128
・起業ニート時代     129~187

コミュニケーション能力-講座の軌跡199 あがり症編 初日を乗り越える

コミュニケーション能力-講座の軌跡199   あがり症編 初日を乗り越える

 

 元引きこもりの私は、25歳の頃にコミュニケーション講座を開催することにしました。緊張しすぎて昇天しかけましたが、どうにかあがりを乗り越え、自己紹介をはじめました。

 

 ・長い自己紹介

かなり長めに用意してきたので多分7,8分は自己紹介したと思います。不思議なもので、話に集中し始めると、緊張がどんどん溶けていきました。

 

自分の感情よりも「伝えたい!」という気持ちが勝り、自己紹介が終わるころには、緊張がかなりなくなっていました。

 


生徒さんも、最初は表情が硬かったのですが、話に相槌を打ってくれたりするようになり、少しずつ場がほぐれていきました。自己紹介を終えると、全身の力が抜けるようでした。

 

 

続いて、生徒さん同士の自己紹介を行いました。講座の初期は、全員人前に立って自己紹介するルールにしてたのです。1人ぐらいはあがり倒して、しゃべれない人がいるぐらいでないと講師の立場がなかったのですが、

 

私よりもあがっていた人はいませんでした!

 

まったくもって、どちらが先生なのかわからないような状況でした。立派な生徒さんたちでございます。

 

 

自己紹介が終わると、生徒さん自身も緊張がほぐれ、場が軽くなっていると感じました。

 

 

 ・はじめての講義

しかし、まだ試練は始まったばかりでした。まだ自己紹介が終わったにすぎず、肝心の講義はまだ始まってすらいなかったのです。

 

 

いよいよ、何度も練習した講義をすることになります。 私は生まれてはじめての講義を行い、恐ろしさと楽しさを肌で感じることになるのです。

 

 

自己紹介が終わると、講義に入っていきました。初日は、ポジティブシンキングとリフレーミングの講義でした。ネガティブなワードや、状況をもう一度捉えなおして、価値を認識していく練習でした。

 


一度ワークに入るとスイッチが入ってきて、思ったよりも、情熱的に講義ができた気がしました。生徒さんもだんだんとほぐれてきて、雰囲気もだいぶよくなったことを感じていました。

 


3時間の講義はあっという間でした。終わりの挨拶を終えると、不思議な充実感がありました。講義としては全然体系化されておらず、私の体験をそのままお伝えしたような
荒い講義でした。

 


今思えば、完成度は相当低かったと思いますが、それでも生徒さんと向き合ったという感覚だけは確かにありました。

 


生徒さん1人1人に心から感謝の気持ちがわいてきました。よくぞ講座を見つけてくれて参加してくださった・・・と感じました。

 

 ・どうにか講義を終える


講義後は、再びお茶会を開催して、スタジオの1階にある喫茶店で1時間程度会話をしました。お茶会には7人中6人が参加してくれました。とつとつと暖かいお茶会だったことを覚えています。

 


そうして、私の講義初日は終わりました。最後の生徒さんとお別れすると、全身の神経が弛緩する感覚がありました。

 

私は

 

ふ~・・・

 

と深く息をはきました。やっとやっと夢に見た講義の初日が終わったのでした。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

参考まで、当時自分で何度も練習しいた自己紹介の原稿が残っていました。原本そのままで乱文ですがそのまま掲載します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 まずは、私の自己紹介をさせていただくと、いきなりのカミングアウトになってしまうのですが、私は、10の後半からはじまっておよそ3年ぐらいの間に、対人恐怖、引きこもり、ニート、フリーターを体験してきました、まさに社会問題のオンパレードですね。今思うと、よくぞ授業をできる立場までできたなあという気がします。

 

原因は大きく分けて3つあります。

 

1つ目は資格試験の挫折でした。19歳のころから公認会計士と言う資格を目指していました。公認会計士という資格を皆さんご存知ですか?文系の最高峰のような資格で、有名大学の学生がこぞってつっこんでくるような資格です。大学生活を充実したものにしたいと思い、この資格の勉強を始めました。→土日祝日なしの朝6時から、よる9時までやっていたので、受験生の中でも勉強時間は多かったと思います。ですが、人生うまくいかないもので、もう気持ちの良いぐらいに惨敗してしまいました。→本当にがんばったと思えた事で失敗したということは僕にとって、初めての体験で、挫折に対する免疫がなかった分、ぼろぼろになりました。

 

2つ目は自分の置かれた状況に対するコンプレックスです。、僕は一般的な就職活動の時期も会計士受験の勉強をしていたので、失敗して、卒業した頃には、完全に無職になる状況になってしまいました。これから実家でおやのスネをかじっていかなくてはならなかったのでそれもコンプレックスでした。経済的に独立しなきゃいけないのに、甘えてばかりでくやしくてしょうがなかったです。これも大きなコンプレックスになりましたね。

 

3つ目は、容姿に対するコンプレックスですね。当時の僕は体重もいまより15キロぐらい太っていて、バイトをしていなかったからおかねがなくて、ぼろぼろの服にボザボザの髪、にきびぼつぼつで、完全に秋葉系丸出し、見るからにもてない男でした(笑(。秋葉には行っていませんでした。秋葉にいかない、秋葉系ですね。オカサファーみたいなものですね。)やはり20歳の前後の時期と言うのは、人生でもたくさん恋愛したい時期ですので、まわりで恋愛している学生をみるとくやしくてしょうがなかったですね。

 

 

そんなこんなで対人恐怖が始まっていきました。対人恐怖と言うのは、大体赤面恐怖から始まって、⇒表情恐怖⇒視線恐怖と言うプロセスをたどることが多いのですが、僕は視線恐怖まで行っていましたね。このときは顔を誰かに見られるだけで怖くてしょうがなかったです。対人恐怖が酷かったときは半年ぐらい引きこもっていましたね。

 

この時期あたりからですね、私は自分の対人恐怖を改善したくて、心理学や人間関係に関する勉強をするようになっていきました。幸いにも引きこもっている間はいくらでも時間がありましたので、部屋に居る間はもう一日中心理学の勉強をしていました。私は本格的に引きこもっていたのは4ヶ月⇒1日3冊ぐらいのペースで本を読んでしましたので、もう部屋の中がえらいことになっていました。

 

これ、はたから見ると結構やばいんですね。⇒部屋を空けると、暗い顔して、心理学の本を読んでいるわけですから、もう両親は気が気じゃなかったと思います。そうして、4ヶ月ぐらいたって、自分としっかりと向き合いうと、だんだん自分の心の状態と言うものを理解することができてきて、なんとかアルバイトができるぐらいまで復活しました。これは大学卒業して、から1,2ヶ月の時期ですね。

 

そして、フリーター生活を半年ぐらい続けて、社会に対する免疫が少しできると、なんとか就職活動できるぐらいまで精神的に立ち直ることができたんですね。そして就職活動をして、幸運にも、輸出入をやっている商社みたいな会社に就職できました。

 

この会社ではがんばった→がけっぷち→人の2倍、3倍→そして会計の知識→あいつがんばるなあ→褒められう→川島君はがんばるねえ、川島君前の書類よかったよ、こんな新人は初めてだ→今まで人に認められたことがなかった嬉しくてもっとがんばるそして一年ぐらい働いたときにあることに気がつきました→何にきがついたのかというと→本当に人と楽しく接している自分がいることにきがついたのです。⇒○○君のみに行こうよ⇒あたりまえのことですが、人間関係で苦しんだ僕にとって、人と接するのが楽しいなんてすごい進歩でした。

 

対人恐怖だった頃はもう一生直らないと思っていたのに、それが人と接するのが当たり前で、楽しいと思うところまで回復できたのです。そして人間の心と言うのは不思議なもので、本当に悩んでいたことがある程度改善すると、今度は人のために何かできないかと思うようになるんですね。私はこのころから、今度は自分が悩んだコミュニケーションに関して、コミュニケーションと言う分野を自分の仕事にしようと思い始めて生きました。

 

そうして何ヶ月も考えてた末に、「人と人とのコミュニケーション」に運命を感じて、「コミュニケーションに関する仕事をやろう!!」と決心しました。そして、すったもんだありましたがなんとか会社を退職し、貯金を切り崩しながら、カウンセリングの資格をとったり、色々な話し方教室、コミュニケーション教室に通い自分のやりたい勉強を思いっきりやりました。

 

多分日本中捜しても僕ほど色々な教室に行きまくった人はいないと思います。ほんと○百万単位で勉強のためにお金を使ってしまいましたね。⇒これから、講座講師、企業研修、原稿を書いて生きていきたいと考えています。それでは私の自己紹介はそれぐらいにしておきましょう。それでは皆さん緊張していらっしゃると思いますが、簡単な自己紹介をしていただきたいと思います。

 

 

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コミュニケーション能力-講座の軌跡198 あがり症編 パクパク

コミュニケーション能力-講座の軌跡198 あがり症編 パクパク

 

 

元引きこもりの私は、25歳の頃に400万円を貯め、コミュニケーション講座を開催することにしました。しかし、講義の冒頭、あがり過ぎて固まってしまったのです!

 

どれぐらいあがり続けたのでしょうか。

 

あっけにとられる生徒さんとの間に、形容しがたい空気が流れました。時間感覚がなくなり、ふわふわと浮いているような気持です。

 

 

そうしてあがり続けていると・・・

少しずつ変化が出てきました。

 

 

自分が自分でないような感覚だったのが、自分が自分である感覚が戻ってきたのです。

 

 

 依然として、あがっていることには変わりはないのですが、少しだけ脱力して、照れ笑いぐらいはできるようになっていきました。

 

 

私は照れ笑いをしながら、パクパクと呼吸を続けました。だんだんと酸素を取り戻して落ち着いていきます。

 

 

あがりのピークがそう長く続くわけではなく、数分である程度の所まで戻すことができるようです。ずっと全力疾走するのが難しいように、あがり続けるのは逆に難しいのです。

 

 


私の体も幸運?にもピークのあがりを乗り越え、*ラングとパロールを使う準備が整いはじめたのです。ソシュール先生、僕にもラングが使えるようになってきました!

 

 

私は洞穴の底から辛うじて聞こえてくるような小さな声で話はじめました。

 

 

す、すいません・・・・


こ、今日初回の講義で緊張してしまって・・・

 

は、はじめまして・・・

 

私の名前は川島達史といいます。

 

 

・・・・

 

 

 

私は、人生最大のあがりをどうにか突破することができたのです。そうして、ようやく用意してきた自己紹介をはじめたのです。

 

 

 

 

  

********************** 

*ソシュールは、言語(language ランガージ)には、ラング(langue)とパロール(parole)という二つの側面があると考えた。

ラングとは、ある言語社会の成員が共有する音声・語彙・文法の規則の総体(記号体系)である。パロールは、ラングが具体的に個人によって使用された実体である。

パロールは個人・場面によって異なり、言いよどみ、言い誤りなども含むため、ソシュールは言語学の研究はラングを対象とすべきであるとした。(出典:ARC Academy nihongokyoshi.co.jp/manbow/manbow.php?id=573&TAB=2)

 

 

 

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コミュニケーション能力-講座の軌跡199 あがり症編 初日を乗り越える 

 

 

コミュニケーション能力-講座の軌跡197 あがり症編 三途の川でコーチング

コミュニケーション能力-講座の軌跡197   あがり症編 三途の川でコーチング

 

 

 元引きこもりの私は、25歳の頃にコミュニケーション講座を開催することにしました。いざ7名の生徒さんを目の前にすると、

 

 

講師がいきなりあがり倒す!

 

 

という離れ技を生徒さんに披露しました。

 

*今回のブログは完全に遊んでしまっています。

 時間の無駄になることをご了承ください。

 

 

私は、人生最大のあがりへ対処出来ず、気絶しかけ、三途の川に到達しました。三途の川には地蔵菩薩がおりました。六文銭を渡し、船に乗り、大きな川をゆらゆらと渡っていきました。

 

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そうして進んでいきますと、三途の川の向こう側が見えてきました。そう!彼岸(あの世)です。

 

 

やっと苦しみから解放される・・・私は人生ろくなことがありませんでした。対人恐怖、赤面恐怖、視線恐怖、引きこもり、大事な人を失う、お金を失う、モテない・・・この世の苦しみをもう味わなくてよい・・・

 

 

よかった!楽になれる!

 

そう安心していました。

 

 

そうしていよいよ、岸にたどり着き、降りようとしたところ、何かが聞こえてきました。

 

 

それは

「こっちにきちゃだめ!」

という声でした。

 

 

霧でぼやける向こう側を見ると、それは私が今まで、何気なく助けてきた、アリやミミズたちがいることに気が付きました。

 

 

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私は、中学生ぐらいから小さな虫を助ける習性があったのですが、此岸には私が助けてきた小さな虫が、こっちに来るなというのです(コミュニケーション能力-講座の軌跡149 起業ニート編 もがき - 川島ブログ)

 

 

 私は小さな虫たちに問いかけました。

 

「どうして、そっちにいっちゃだめなんだい?」

 

虫達

「君にはやり残したことがあるだろ?こっちにはいつでも来れるんだから、やるべきことをやってからきなさい。」

 

 

「そうは言っても、帰ったところで、ただでさえ人と話すのが怖いのに・・・経営とか、講師とか、大それたこと無理なんじゃないか・・・もう疲れたよ・・・彼女もいないし・・・しんどすぎます・・・」


虫達

「まだ初回の講義だろ・・・一度しかない人生なんだから、精一杯やってからまたおいで。やるだけやってダメでも、きっと後悔しないでこっちで過ごせるさ。何もしないで諦めたらそれこそずっと後悔するぞ。

 

 

「そうかあ・・・」

 

 

確かにまだ何もできていないからなあ・・・」

 

虫達

「もしかしたら将来、パフュームのかしゆかみたいなかわいい彼女が(0.0001%ぐらいの確率で)できるかもしれないぞ!言っておくがこっちには、ばあさんしかいないからな!

 

「ばあさんしかいないの?それは・・・きつい・・・か、かしゆかかあ・・・かしゆかとデートしたいな・・・

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・」

  

 

「わかったよ。怖いけどまた戻ることにするよ・・・

 

 

こうして私は、三途の川まで、逃走したのですが、かしゆかとというビックワードに自己啓発され、面舵一杯、引き返すことにしたのです。

 

そうして、どうにか此岸(現世)にたどり着き、我に返ることができたのです。

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

我に返ると、目の前に、心配そう?に私を眺めている生徒さんたちがいました。

  

 

 

*******************

話が前に進まなくてすいません。。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。 

 

 

 

 

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コミュニケーション能力-講座の軌跡198 あがり症編 パクパク

 

 

コミュニケーション能力-講座の軌跡196 あがり症編

コミュニケーション能力-講座の軌跡196  あがり症編

 

 元引きこもりの私は、25歳の頃に400万円を貯め、コミュニケーション講座を開催することにしました。しかし、講義の冒頭、あがり過ぎて、ついには固まってしまったのです!

 

・昇天モード

あがりは先ほどのトイレで体感したものよりも、さらに大きなものでした。あきらかに私の人生の中で最大のものでした。


私は為すすべなく呆然と立ち尽くし、ただ自分の状況を眺めているしかない状態になっていました。

 


あがりが極限に達すると、考えることすらできなくなります。苦しみが一回転して、昇天しているような感覚になります。

 

あがりきると、現実感が全くなくなり、時間感覚がなくなっていました。

 

幽体離脱とか走馬燈とかそんな感覚です。とにかく自分が自分でないような状態になっていました。

 

 

・鮮明な生徒さんの顔

生徒さんは、笑うでもなく、私に声をかけるでもなく、ただただ、そのまま椅子に座ってポカーンと私を眺めていました。その表情を今でも鮮明に覚えています。

 

 

このとき生徒さんがどんな気持ちになっていたのか?

 

想像するのは難しいですが、少なからず、度肝を抜かれたことでしょう。

 


なんだこれは??
コミュ力を改善しに来たのに
講師が全力であがっているではないか??

 

普通はこう考えるでしょう。

 

 

私は、

もう次はないだろうなあ・・・

 

とふわふわと感じ取っていました。

 

 

私は時間感覚を失ったまま、
酸欠になった金魚のごとく、
口をパクパクさせ続けました

 

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コミュニケーション能力-講座の軌跡197 あがり症編 三途の川でコーチング

 

 

 

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書籍出版4冊目 「結局どうすればいい感じに雑談できるようになるんですか? 」

書籍出版4冊目 「結局どうすればいい感じに雑談できるようになるんですか? 」
 
 
9月11日にサンマーク出版さんから4年ぶりに本の出版が決まりました。今回は初学者向けに、読みやすく書いた本になります。講座に通い始めた方や、復習をしたい方におすすめです。教科書感はなくサクサク読めるとおもいます。
 

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3年ぐらい私の講座を受講されている方は、まあ買わなくても大丈夫です笑
いつも話していることなので。
(出版社の方に怒られちゃうかも)
 
 
ちなみ購入して頂いて、私に持ってきて頂ければ
好きなところにサインを書かせて頂きます。
 
とはいっても私、高尚なサインなどありません。
 
 
よく知っている生徒さんであれば、
希望者の方はアダ名を本に書かせて頂きます。
 
 
私からみて、みなさんが持っている、
コミュ力をベースにつけさせて頂きます。
苦情は受け付けません!!
 
まだ通いたての生徒さんは
第一印象でつけさせて頂きます。
 
 
覚悟してね♪
ではでは
 
 
 
*****************
以下の3名の方の例は許可を頂いていません
苦情が発生次第削除となります。
なくなっていたら・・・
なにかあったんだなあ~とご想像ください。
 
 
 
一例 
野間先生   ⇒ ザ・可愛いお調子者
 
ぽんさん   ⇒ 瞬間アイスブレイカー
         ウクレレ付き
 
おしょうさん ⇒ 笑顔の競馬住職
         狙いは3連単
  

コミュニケーション能力-講座の軌跡195 あがり症編 ワタクシあがっております

コミュニケーション能力-講座の軌跡195   あがり症編 ワタクシあがっております

 

元引きこもりの私は、25歳の頃に400万円を貯め、コミュニケーション講座を開催することにしました。しかし、初めての講義で緊張しすぎ、トイレへ脱走するという大チョンボを犯したのです。

 

その後、どうにか自分を落ち着かせ、5分空白にした教室へ戻るため、ドアをおそるおそる開けてみました。

 

 

生徒さんが一斉に私の顔を見ました。生徒さんの顔にも困惑と緊張が色濃く出ていました。

 

一体全体何が始まるんだ・・・
なんだこの講座は・・・


という、生徒さんからの
視線を受けながら、私はどうにかホワイトボードの前に立ちました。

 

 

7人の生徒さんの前に立つと

さらに強烈な視線を感じました。

人生25年で一番大きなものでした。

 

 

「この人はどんな人なのだろうか」

 

 

こんなに大人数から、視線を
もらったことはありませんでした。

 


生徒さんは講座代金を支払ってきています。
一生懸命働いて得たお金を期待を込めて
講座に参加して使ってくれているのです。

 


それはそのまま、

プレッシャーとなって

襲い掛かってきました。

 


私は何十回も練習をした、

自己紹介をいよいよしようとしました。

 

 

「・・・・・・・」

 

 

「・・・・・・・」

 

 

「あ、あの・・・・」

 


「あ、あれ・・・・」


「・・・・・・・」

 

 

「・・・・・・・」

 

 

 

「すいません・・・」

 

 


「ワタクシ・・・」

 

 

 

「あ、あ、あがっています・・・・」

 

 

 

 私はなんと、コミュニケーション講座の講師にも関わらず、冒頭いきなりあがってしまい。全く話せなくなってしまったのです。

 

 

それはトイレで味わったあがりをさらに凌駕する致命的なものでした。 

 


初めてきた生徒さんはその姿をキョトンと眺めていました。

 

 

当たり前です!!!!!

 

 

 

 


コミュニケーション能力を高めに来たのに、講師がいきなりあがっているのですから!!

 

 

 

 

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コミュニケーション能力-講座の軌跡196 あがり症編