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川島ブログ 

コミュニケーション能力に関するブログを書いています。筆者は元引きこもり、ニート、現在はダイレクトコミュニケーションの講師をしている川島達史です。

対人恐怖症克服期2 症状の入口

対人恐怖症克服期2 症状の入口

 

・症状のきっかけ

私は男子校に通う中学生でした。中学生ともなると異性を意識し始める頃です。しかし周りにいるのは男ばかり。朝から晩まで男だらけの世界です。同世代の女の子=宇宙人と同じくらい遠い存在でした。私は3年間一言も同年代の女の子と話すことがありませんでした。ただの一言もです。私にとっては女の子は別世界に生きる、触れてはならない何か崇高なものになっていました。

 

そんな花のない生活を送っていた私ですが、中学卒業が決まった3月のある日、チャンスが訪れました。私の友人の1人にいち早くチャラ男化した友人がいました。その友人がボーリングに誘ってくれたのです。それも男だけの味気ない不毛なボーリングではありません。なんと女の子が四人参加をするのです!

 

私の胸は期待でいっぱいなりました。久しぶりに女の子と会話できる!ボーリングは2週間後でした。私はその誘いを受けてからワクワクして頭がいっぱいになりました。

 

・女の子に赤ら顔を笑われる

ついに待ちに待ったその日がやってきました。女の子とこんなに近い距離で過ごすのは、中学入学以来初めてでした。実に三年ぶりです。前日まであんなに楽しみにしていたのに、いざ女の子達を前にしてみると話をすることができません。

 

緊張すると心臓がバクバク言っているのがわかります。そして自分の顔が真っ赤になっているのがわかりました。私は緊張すると赤面する体質の持ち主です。更に顔中から汗が出てきます。まだ春先でとても寒いのに私の顔は真夏でマラソンをしているかのように汗だくな真っ赤な顔になっていました。

 

そんな私の顔を見て、ある女の子が

 

   クスッ

 

と笑ったのです。いま思うとこの無垢な彼女の笑いが対人恐怖のきっかけになったと今振り返ると思います。もちろん彼女に悪意はなかったと思います。もしかしたら私のことを心配してくれて、大丈夫だよ~という意味だったのかもしれません。けれど私は、どういうわけか「何赤くなってるの?笑と馬鹿にされた・・・」

 

そう感じてしまったのです。彼女から笑われたことで、私はその場から逃げ出したいくらい恥ずかしい気持ちでいっぱいになりました。

 

・赤面の症状を呪う

 話をしたくてもできない。顔が赤くなってしまう。そんな症状を笑われてしまう。結局私は、ボーリング大会で女の子と一言も話をすることができませんでした。このときから私は、「人から見られている」ということをとても気にするようになりました。きっかけは本当に些細なことです。しかし、思春期の男子にとって同年代の異性の態度や言動は本当の一日の幸福・不幸を決定づけるものです。私は今思えば些細な出来事をどんどん発展させてしまい、対人恐怖の症状と長い戦いが始まったのです・・・

 

 

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当ブログでは、日常のコミュニケーションのコラムや対人恐怖の克服体験、起業について執筆中です。対人恐怖の克服について興味がある方は参考にして頂けると幸いです。

 

・軽度対人恐怖時代    1~32

・引きこもりピークに   33~56

・フリーター時代     57~82

・2年間の会社員時代   83~128

 

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