読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

川島ブログ 

コミュニケーション能力に関するブログを書いています。筆者は元引きこもり、ニート、現在はダイレクトコミュニケーションの講師をしている川島達史です。

対人恐怖症克服期4 無表情な人になっていく

対人恐怖症克服期4 無表情な人になっていく

 

・赤面が笑顔恐怖に発展そして無表情な人に 

 高校1年生の頃は赤面を足掛かりに、だんだんとニキビに目が行くようになりました。この時期は「人からどう見られているのだろうか」という悩みに歯止めが掛からなくなっていました。朝起きてから夜寝るまで、人からどう見られているか?という分析を考え続けているのです。高校1年生の冬ごろになると、赤面やニキビだけでなくまた新しい悩みが出てきました。それは「笑顔」でした。

 

 

・笑顔より無表情な人になって生きていく

 私の顔は頬がぷくっと膨らんでいます。笑顔になると強調されるその特徴が、私はとても嫌でした。顔のバランスが崩れるのです(正確には崩れると思い込んでいたのです)。私はそれを気にするあまり、楽しいときでも笑顔にならないよう気持ちを抑えるようになりました。「笑顔でブサイクなよりは無表情な人にになった方がましだ」当時の私はそんな風に考えました。いつしか私の顔からは笑顔が消え、無表情な人になるように過ごすようになりました。特に女性との接点である唯一の場所である、通学時はなるべくクールに装うようになっていました。

 

・女子高生から手紙を渡される 

 この時期、人生で最初で最後のある意味でうれしい、ある意味で不幸な出来事がありました。それは女子高生から手紙を渡されたということです。私の実家は女子高のすぐ近くにあり、駅に到着するまでにかなりの数(100人ぐらい)の女子高生とすれ違う場所にありました。思春期の私にとってその道は嬉しい道であると同時に人からどう見られているか?という意識が最も高まる道でもありました。

 

  ある冬の日、いつものように無表情な人になってその道を歩いていると、ある女性高生が私に声をかけてきました。冬の張りつめた寒い空気のなか、ほほを赤らめたその子は私に何かを渡してきたのです。それはポケベルの番号付きの手紙でした。その手紙には「いつも見ている、連絡がほしい」という内容の事が書かれていました。私は「こんなことがあるのか」っとまったくもって舞い上がってしまいました。私にとっては生まれて初めての女性の柔らかさに触れた瞬間でした。

 

 しかし、その女の子から手紙をもらうという初めての体験が、ますます私を完全なる無表情な人にしていくことになるのです。

 

 

 

**********************

当ブログでは、日常のコミュニケーションのコラムや対人恐怖の克服体験、起業について執筆中です。対人恐怖の克服について興味がある方は参考にして頂けると幸いです。

 

・軽度対人恐怖時代    1~32

・引きこもりピークに   33~56

・フリーター時代     57~82

・2年間の会社員時代   83~128

 

**********************