川島ブログ 

コミュニケーション能力に関するブログを書いています。筆者は元引きこもり、ニート、現在はダイレクトコミュニケーションの講師をしている川島達史です。

対人恐怖症克服期32  勉強の天才がいることを知る

対人恐怖症克服期32  勉強の天才がいることを知る

 

・クラスでも落ちこぼれに

私は人生ではじめて「努力」をしました。成人式もスルー、麻雀も一切せず、毎日8~10時間の勉強を続けました。その甲斐があってか、大学3年生の春ぐらいまではクラスの成績上位にいました。努力したことがそのまま成果に結びついていたので、このまま行けば合格できる。そんな期待が出てきました。

 

しかし、夏から秋ぐらいになってくると、徐々に周りと差が開きはじめました。勉強しても勉強しても覚えることが多すぎてまったく追いつきません。小テストの点数もどんどん悪化していきます。

 

クラスの仲間は、ほとんどが難関大学の人たちでした。試験慣れした彼らに比べ、私は要領が致命的に悪かったのです。どんなに勉強をしても、私の順位は次第に下がっていきました。

 

 

・天才がいることを知る

会計士試験のTACは成績上位者が実名で掲示されるという方式を取っていました。その成績上位者の中に、高橋君という人がいました。高橋君はとてもさわやかな男性です。

 

とてもではないですが会計士受験に人生を注いでいるという感じはしませんでした。高橋君と直接話すことはなかったのですが、噂では海外の大学に留学していて、卒業後、会計士を目指しているということを聞きました。

 

高橋君はほとんど勉強していませんでした。講義を楽しそうに聞いていて、いつもにこにこしていて、ひょうひょうとしています。私のように、この世の終わりのようなオーラを出すことなく、まるで青山あたりのカフェで本を読んでいるかのように実に軽やかに講義を受けているのです。

 

そんな高橋君ですが、おそらく私の努力の10%ぐらいのエネルギーで物事を覚えていくのです。

 

会計士試験を目指す人はもともと難関大学の中でもやる気のある方が多かったのでみんな基本的に頭が良かったのですが、高橋君はその中でもスバ抜けて頭が良かったのです。 天才過ぎてあまり劣等感を覚えなかったことを覚えています。

 

 

・合格可能性はEランク

大学3年生の秋ぐらいまではなんとか、先頭集団の背中を遠くに見ていた私も、完全に先頭集団を見失い、もはや自分がどの位置にいるのかさえも分からなくなっていました。

 

会計士試験は短答式試験と、論文式試験がありますが、どちらもEランクでした。もはや合格する可能性はほぼゼロというところまで落ちていました。

 

世間は就職活動の時期になっていましたが、それでも私と彼女は人生で一度きりのチャンスの時期を会計士試験にあてました。私はEランクで希望が無いままでもなんとか心を保ちついに大学4年の夏まで、4000時間近くを勉強に費やしました。20歳という貴重な時間を全て勉強に費やしたのです。

 

 

そして、大学4年生の夏・・・ついに会計士試験の日がきたのです。

 

 

 

 

 

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当ブログでは、日常のコミュニケーションのコラムや対人恐怖の克服体験、起業について執筆中です。対人恐怖の克服について興味がある方は参考にして頂けると幸いです。

 

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