川島ブログ 

コミュニケーション能力に関するブログを書いています。筆者は元引きこもり、ニート、現在はダイレクトコミュニケーションの講師をしている川島達史です。

対人恐怖症克服期38  ペットボトルトイレ

対人恐怖症克服期38  ペットボトルトイレ

 

・本格的なひきこもりに

自分の部屋に一日中引きこもり始めた私。朝の七時頃に眠り、夕方に起きる生活。生活リズムは完全に崩れていました。カーテンを閉め切って、薄暗い部屋の中で過ごしているとますますコミュニケーションをすることが嫌になってしまいます。勉強を続ける彼女とも疎遠になっていました。家族と話すら大きなストレスになっていきました。

 

誰に会うこともなく、話し相手もいない孤独な生活。起きている間は何か目的があるわけでもなく、PCの画面をただぼんやりと見つめ、時間が過ぎるのを待ちました。私は社会的に死んだ存在であると落ち込んでいました。

 

 

・ペットボトルトイレ

引きこもり生活で困った問題がありました。トイレです。食事や風呂は、両親が居ない間に済ませることでなんとかなりました。しかし、トイレだけは時間調整が難しく、どうしようもありません。私が引きこもっていた屋根裏部屋にはトイレがありません。

 

 

両親と会うことすら恐れていた私は、トイレ問題で非常に悩みました。両親の気配がすると鉢合わせになったらどうしよう・・・と部屋から出られなくなってしまったのです。

 

苦肉の果てに採った策は、ペットボトルで用を足すことでした。ペットボトルに用を足して、それを誰もいない時間にトイレに捨てるようになりました。当時の私にとっては唯一の安全地帯である屋根裏部屋から出ないために必要なことだったのです。

 

 

・孤独と死

自信を完全に失い、無価値な人間であると確信すると、人間は身体を動かすということにも意味を持てなくなっていきます。動くということはなんらかの目的があるからです。目的を失うと人間は日常の動作ですら倦怠感を持つようになります。

 

一日中身体を動かさず、誰とも話すことがないと、「生きている」ということに実感が持てなくなってきます。身体を貫く芯が抜けているような感覚で、自分というものの存在が怪しくなってくるのです。自分という存在が怪しくなってくると、段々と「死」というものについて考えるようになってきました。

 

 

 

 

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当ブログでは、日常のコミュニケーションのコラムや対人恐怖の克服体験、起業について執筆中です。対人恐怖の克服について興味がある方は参考にして頂けると幸いです。

 

・軽度対人恐怖時代    1~32

・引きこもりピークに   33~56

・フリーター時代     57~82

・2年間の会社員時代   83~128

 

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