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川島ブログ 

コミュニケーション能力に関するブログを書いています。筆者は元引きこもり、ニート、現在はダイレクトコミュニケーションの講師をしている川島達史です。

対人恐怖症克服期58  社会という壁

対人恐怖症克服期58  社会という壁

 

・そこ突っ込まなくて良いから

 会計士受験に挫折し、引きこもりとなった私は、社会に復帰しようとアルバイトの面接に臨みました。面接官は私の履歴書を見ると、大学卒業後の空白期間に目をやりました。すると

 

「卒業後、就職はされなかったのですか?」

 

という最も煩わしい質問をしてきました。普通の会話であれば、最初はお互い自己紹介をして、ある程度仲良くなって、酒も少し入ったぐらいで、やっとこさするような質問です。それにも関わらずイケメン面接官は対人恐怖の私にものの30秒で炸裂させてくるわけです。

 

 

・素直じゃない僕 

馬鹿正直に言えば、

 

「はい。実は会計士試験を2年間目指していて、毎日8時間以上勉強していたのですが、ものの見事に惨敗してしまい、精神的に病んでしまいました。

 

視線恐怖や対人恐怖があって一時期、死のうと考えたこともあったのですが、ソクラテスや、認知行動療法、森田療法のおかげなんとか社会復帰しようという気力がわいてきました。

 

今日は久々に新宿にきて、なんとかこの仰々しい面接会場までたどり着くことができました。そして、勝ち組オーラのする貴殿に、圧倒されていますが、なんとか頑張ろうと思います。」

 

とでも言うのですが、私はどこかそのイケメンに馬鹿にされるのが嫌になってきました。私の心の中にはまだまだルサンチマン(参照ブログはこちら)が根深く残っていて、負け犬のいじっぱし根性がむくむくと湧き上がってきたのです。

 

 

・会社を作るためです

 10秒ほど間があくと、私は何を思ったか

 

「 会社を創るために卒業後は無職になっています!」

 

と面接官に宣言しました。 自分でもとっさに出てきた言葉なので、びっくりしました。そういえば、引きこもりになってからは、もはや会社を創るという目標を考える時間はありませんでした。(そういえば私は会社を創ろうとしていたんだ・・・)面接官に促され、私は久々にその言葉を思い出したのです。

 

 

すると面接官は

「会社を創るのですか。どんな会社を作るのですか?」

 

 と追及の手を緩めてくれません。

 

 

私は

「あ、あの、それは・・・まだ決めていません。

  でも必ず作る予定です。」

 

 

狼狽した私の返答を聞いた面接官は苦笑すると、私への追及を諦め、アルバイトの業務内容の説明を始めました。しかしその説明はどこか投げやりな印象でした。

 

 

 

 

 

 

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当ブログでは、日常のコミュニケーションのコラムや対人恐怖の克服体験、起業について執筆中です。対人恐怖の克服について興味がある方は参考にして頂けると幸いです。

 

・軽度対人恐怖時代    1~32

・引きこもりピークに   33~56

・フリーター時代     57~82

・2年間の会社員時代   83~128

 

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