川島ブログ 

コミュニケーション能力に関するブログを書いています。筆者は元引きこもり、ニート、現在はダイレクトコミュニケーションの講師をしている川島達史です。

対人恐怖症克服期61  目を合わせたほうが良いですよ

対人恐怖症克服期61  目を合わせたほうが良いですよ

 

 ・ムチムチした女性に動揺 

引きこもりとなって、無職となった私はなんとかアルバイトを探そうと動き始めましたが、ことごとく不採用になっていました。私は再び求人誌を開き、アルバイトを探しました。

 

すると、「携帯電話の売り子の派遣」が目に留まりました。面接会場は曙橋の雑居ビルの一室でした。面接官はやたらムチムチした30歳前後の女性でした。困ったことに私はそのムチムチに反応してしまい、面接官とまったく視線を合わせることができませんでした。

 

視線恐怖は、森田療法や行動療法での練習のおかげで少し改善していたと考えていたのですが、女性に対してはまだまだ脆弱でした。

 

 

・ちゃんと目を合わせたほうが良いですよ

 さらに間の悪いことにその女性はなぜか胸の谷間を強調した服を強調していました。私は目を合わせることができないために、視線を落とすのですが、視線を落とすとその先には谷間があるのです。

 

谷間については、恐怖症はまったくなく、むしろうれしかったのですがこれを凝視してしまうと迷惑禁止条例で捕まってしまいます。囚人のジレンマのような状態になり、私は机の上から一切目線を上げられないという事態に陥ってしまいました。

 

「川島さんはちゃんと目を合わせたほうがいいですよ。」このときの面接官からはっきりと言われたのでした。結果はもちろん、不採用でした。やはり私は女性が苦手だと再認識しました。

 

 

・場慣れ?

 その後も、数社受けたのですが、不採用が続きました。無職でコミュニケーション能力がないと、本当に社会でやっていくことは厳しいと感じました。不採用の連絡をもらう度に、社会不適合者の烙印を押されるような感覚が残りました。

 

ただ、不安な気持ちになりつつも、少しだけ面接というものに慣れてきました。落ち込む時間も短縮され、2週間かかって復活していたのが、1日ぐらいで動けるようになっていました。

 

私は行動療法的に考えることにしました。いきなり合格を目指さなくていいのだ。まずは落ちることから始めて、ステップアップしていこう。面接を受けるのはタダだし、コミュニケーションのトレーニングを無料で受けているのだ。そう考えると、少し気持ちが楽になりました。

 

そうして面接を繰り返すと、やっとこさアルバイトで採用してくれる会社が現れたのです。

 

 

 

 

 

 

**********************

当ブログでは、日常のコミュニケーションのコラムや対人恐怖の克服体験、起業について執筆中です。対人恐怖の克服について興味がある方は参考にして頂けると幸いです。

 

・軽度対人恐怖時代    1~32

・引きこもりピークに   33~56

・フリーター時代     57~82

・2年間の会社員時代   83~128

 

**********************