コミュニケーション能力-講座の軌跡74 グラビアアイドルと会話練習!
・アイドルと会話トレーニング
引きこもりからフリーターになった私は、彼女がいるにも関わらず、かわいい女性と話がしたくて喫茶店で働き始めました。しかし、開店前の試飲会でまったく話すことができず、劣等感に苛まれる日々になっていました。
以前なら腐っていたところですが、心理療法のおかげで考え方が肯定的になっていたのでしょう。雑談場面での会話ができるようになるために、トレーニングを考えはじめました。
そこで開発したのがグラビアアイドルと会話トレーニングです。
当時私はヤングマガジンを愛読していました。ヤングマガジンでは旬のグラビアアイドルが表紙を飾り、青年の脊髄反射的な購買意欲を誘っていました。ヤンマガのグラビアをみて妄想を膨らませていた私は
ふと
「こんなアイドルと話せたら楽しいだろうなあ~」
と考えはじめました。
さらには
「どうせならグラビアアイドルと話してしまえ!」
と考えを発展させ、ヤンマガのグラビアアイドルと、会話の練習をすることにしたのです。
・アイドルが質問してくれる夢の世界
私はヤンマガのグラビアを机の上に立てると、まずは目を見て話す練習をしました。 最初は写真であるとわかっていても緊張してしまいました。考えていた話題が出てきません。写真相手にあがるとは相当重症だなと改めて実感しました。しかし、この練習はとても楽しかった!
なんせ
「川島さんはどこに住んでいるの?(^^)」
「趣味とかあるの?(^^)」
「好きなタイプは?(^^)」
などと水着姿のグラビアアイドルが質問をしてくれるからです。おそらく現実世界では視界にすら入れてもらえないと思いますが、グラビアである限りは満面の笑顔で私を見てくれるのです!さらになぜか水着なのです!
私はグラビアアイドルからの質問をもらうと、1分間をノルマにして繰り返し練習を重ねました。傍から見たらかなり不気味だったと思います。1人のグラビアアイドルに慣れたら、また別のアイドルの写真を前に練習。同じ会話を相手を変えて何度も練習を重ねました。
・試飲会でなんとか話せるように
グアビアアイドルで慣れると、バイトの試飲会でも実践練習をしました。アイドルをずっと見ていると、慣れてきたのかキョドりながらもある程度は話せるようになっていきました。
女性に対する苦手意識は根深く、結果的にはなかなか克服できなかったのですが、それでも、最低限の自己開示や傾聴はできりようになっていきました。
2ヶ月ほどテレアポと喫茶店のバイトを続けていた私。しかし、ある失敗を理由についていに喫茶店のバイトを辞めることになってしまったのです・・・
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