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川島ブログ 

コミュニケーション能力に関するブログを書いています。筆者は元引きこもり、ニート、現在はダイレクトコミュニケーションの講師をしている川島達史です。

対人恐怖症克服期75  コントロール不能な絶望感

対人恐怖症克服期75  コントロール不能な絶望感

  

・1週間おきにくる停滞期

  対人恐怖症を治療するためにテレアポと喫茶店のアルバイトをはじめた私は、努力を重ねて少しずつ社会性を取り戻していきました。努力は実を結び、それなりに会話ができるようになってはいました。しかし、対人恐怖症というのは、すぐに治るわけではありません。

 

調子が良い日もあれば、ぶり返してしまう日もあります。1週間おきくらいのペースで良くなったり悪くなったりを繰り返していました。それでも森田療法の考えを活かして、恐怖突入(恐怖突入のブログはこちら)をして、行動できるようになっていきました。

 

 

・コントロール不能な絶望感

テレアポのバイトを急に休むことは多々ありました。人数が多かったこともあってか、そこまで問題にはなりませんでした。

 

しかし、常に忙しい喫茶店のアルバイトは一人でも欠けると大問題です。

 

私が休んでしまったら、代わりに皿を洗う人間はいないのです。最悪営業できない事態も想定されます。迷惑をかけるわけにはいかない。対人恐怖がぶり返して辛くても、喫茶店のバイトにだけはなんとか出勤していました。幸いにも皿洗いに回されていたため、朝の試飲会さえ乗り切れば、なんとかなっていました。

 

 

・限界を突破した恐怖心

しかし、喫茶店のバイトを初めて2か月ぐらいのある日、私はこれまでにない巨大な絶望感に襲われました。 地元の駅の改札を通ると、急に人と会うことが考えられない状態になってしまったのです。

 

 

急に冷や汗が出てきて、体中が重くなっていきます。船のアンカーのようなものが体中に引っかかっている感覚です。

 

 

電車に乗ってバイトに行かなくては・・・

 

 

頭ではわかっているのに、足が動きません。

 

 

次の電車に乗ろう・・・次の電車に乗ろうと・・・

 

 

と考えてもどうしても電車に乗ることができません。次々に来る電車を呆然と見送りながら私は硬直した体と心に途方にくれていました。

 

気が付くと私は駅の改札を出て、地元の街をトボトボと歩き始めたのでした・・・店長や他のバイト仲間に迷惑がかかる。わかっていても電車に乗ることができなかったのです。私は真っ青になり、自分がしてしまった過ちに現実感を失っていきました。

 

 

 

 開店時間になると、携帯がなりました。

 

 

それは店長からの電話でした。

 

 

 

 

 

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当ブログでは、日常のコミュニケーションのコラムや対人恐怖の克服体験、起業について執筆中です。対人恐怖の克服について興味がある方は参考にして頂けると幸いです。

 

・軽度対人恐怖時代    1~32

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