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川島ブログ 

コミュニケーション能力に関するブログを書いています。筆者は元引きこもり、ニート、現在はダイレクトコミュニケーションの講師をしている川島達史です。

対人恐怖症克服期100 就職活動編18  自分改造計画で勝負

対人恐怖症克服期100 就職活動編18   自分改造計画で勝負

  

引きこもりから脱出した私は、是が非でも入社したい!と感じる会社を見つけました。しかし、倍率は80倍です。さらには米国管理会計士の資格を持つ強力なライバルがいることが分かりました。

 

1次面接では、30枚の企画書を提出して、強烈な自己アピールをしたものの、所詮は私は社会的には弱者。99%1次面接で落ちたと悲観的になっていました。

 

 

・パソコン画面に後光がさす 

結果が当日になると。好きな人をデートに誘って返信を待つかのように、午前中から何度もメールソフトを立ち上げました。

 

しかし、

 

 

午前中はメールがありません・・・

 

お昼過ぎ・・・

 

夕方・・・

 

 

30分に1回はメールをチェックしました。しかし、「受信メールはありません」という文字しか表示されません。

 

なんども「受信メールはありません」という文字を

読んでいると、 

 

 

「あなたには用はありません」

「社会にはあなたを受け入れるところはありません」

 「一生這いつくばっていてください」

 

 

と脳内でネガティブに変換されていきます。

 

 

 

時間がどんどん過ぎていきます。

私は落選を確信しました。

 

 

 

ベットに横たわり、

「やはり世の中は糞くらえだ 。いくら創造的なアピールをしても、学歴や経歴や資格持ち、印象の良い人が順当に勝ち残っていく。」

 

と腐っていました。

 

 

もうメールを開くときも、ほとんど期待せずに開くようになっていました。

しかし、夜20時頃、目を疑う文言が唐突に来たのです。

 

 

 

「2次面接について」

 

 

8文字の件名が目に飛び込んできました。思わず目を疑いました。心臓がドキドキしていることがわかりました。無機質なPCの何らの味のない、その8文字に、後光が差していました。

 

 

 

・心の中で部長に謝罪

メールを開いてみると、面接は3日後、2次試験は社長面接があるとのことでした。「そうか、認められたのか・・・部長・・・わかっているじゃん!腐してごめん」そう心の中で部長に謝罪しました。

 

 

しかし、私は「社長」という人種と話すのは生まれて初めてでした。社長という人種は、押しが強くて、考えがはっきりとしていて、とても優秀で、憧れの対象でした。しかし。

 

そのような憧れの存在は同時に恐れの存在でもあります。「独立する」なんて息巻いていても、すぐに実力のなさを見透かされてしまうのではないか?想像しただけもしり込みしてしまいましました。

 

 

・「普通に勝負」→「負け」

それでも私はここまでたどり着いたのだから、絶対働きたいという気持ちになっていました。特に、社会的な勝ち組のスペックを持つ25歳のUSCPAのカプチーノ美人の女性に絶対に負けたくないと考え始めました。

 

 

しかし、私はどう見てもまだまだ劣勢です。普通に戦ったら普通に負けるだけです。インパクトを残さなくてはならない!そう考えました。

 

 私は客観的に見て、即戦力になることはありません。そのため、短期的な視点で見れば、他の優秀な方が採用されることは目に見えていました。

 

 

・自分改善書を作成する

そこで私は、長期的に見れば私を採用した方が実りが多いことをアピールして、プレゼンすることにしたのです。現状の自分の能力を客観的に分析し、2年以内に向上させる能力と、2年以内に会社にもたらす具体的なメリットを考え、文書化していきました。

 

 

・自分の人件費の5倍の利益をもたらす

・綿密な経営分析表を作成

・新商品を事業化する

・エネルギッシュな社風を創る

・2年以内にトイックの点数を300点向上させる

 

 

上記のような自分改善計画をがつがつ作成していきました。今思えばほとんどハッタリで、経営系の本からパクッてきた知識のべた張りに近かったのですが、なんとか書類が出来上がっていきました。

 

 

タイトルは

 

 

自分改造計画

~○○社で働きたい~

 

 

でした。 

 

 

・こち亀の大原部長で面接練習

さらに、私は、以前グラビアアイドルに対して会話をしていたのと同じ方式で、こち亀の部長を目の前において、自己アピールの練習を繰り返し行いました。なんとなく「社長」というイメージが大原部長のような、頑固な方を想像していたからです。

 

 

社長がしてくれそうな質問を、いくつかリストアップして、感情に訴えかけるような問答集を作成し、練習を何度もしました。

 

 

・なぜ独立したいのか?

・なぜ卒業後空白期間があったのか?

・将来どうしたいのか?

 

これらの哲学的な問いに対して、対策を練っていったのです。

 

 

2日間缶詰で準備をすると、いよよ面接当日となりました。入り口の前に立つと、1日目よりも緊張している自分がいることがわかります。

 

 

「ここは僕の人生の正念場」

 

 

そう本能的に悟っていたのだと思います。そして緊張しながら呼び鈴を鳴らしました。

 

 

 

「2次面接に参りました。川島達史です。」

 

 

 

続く

 

 

 

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当ブログでは、日常のコミュニケーションのコラムや対人恐怖の克服体験、起業について執筆中です。対人恐怖の克服について興味がある方は参考にして頂けると幸いです。

 

・軽度対人恐怖時代    1~32

・引きこもりピークに   33~56

・フリーター時代     57~82

・2年間の会社員時代   83~128

 

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