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川島ブログ 

コミュニケーション能力に関するブログを書いています。筆者は元引きこもり、ニート、現在はダイレクトコミュニケーションの講師をしている川島達史です。

未成年向けの講座について

・ご両親からの電話30%

ダイコミュは成人向けの講座として運営をしているのですが、30%ぐらい、ご両親からの問い合わせを頂いています。

 

 ・ 学校で友達ができない

 ・ 息子が一言も話さない

 ・ 受け答えができない

 ・ 自分の意見がない 

 ・ いじめにあっている

 

これらのお悩みが多いですね。

 

 

ダイコミュは今まで成人向けに講座を運営してきました。というのも私の研究分野が成人のソーシャルスキルトレーニング(SST)であり、未成年は守備範囲から漏れていたからです。そのため、未成年に関しては原則としてお断りをしてきました。

 

・スクールカウンセラーのメリット

もちろんただお断りするだけではなく、お悩みにあった機関を紹介してきました。代表的なのはスクールカウンセラーです。スクールカウンセラーは文部科学省が2008年度から開始した「スクールソーシャルワーカー活用事業」により、かなり浸透しています。

 

現在では1校に必ず1名は臨床心理士か、精神保健福祉士、発達心理士などが在籍しています。未成年については、そちらに相談に行くのが原則ですね。

 

 

メリットとしては、学校ごとの特色を理解していること、金銭的な負担が軽いこと、専門性が高いことですね。スクールカウンセラーさんに相談に行くことで解決するケースもかなりあると思います。

 

 

・スクールカウンセラーの限界

しかし、限界もあります。スクールカウンセラーさんはSSTについての知識がほとんどないんですね。技術的な教授で解決するケースもあると思うのですが、問題が先送りされることが多いです。

 

「話を聞いてくれるんだけど、結局何もしてくれない」状態になって硬直化することがかなりあります。これはこれで、実は心理援助技法の1つでもあるのですが、焦っているご両親、ご本人にとっては極めてまどろっこしいのですね。。

 

また会話の訓練などをするとしても、アサーションなどの自己主張訓練をされている先生はまだいらっしゃいますが、社会的スキルとしての、初対面スキル、傾聴、発話などの関係性を築くための訓練モデルは未発達です。この点を研究している方はほとんどいないのですね。

 

 

・困っているのは本人

現状ですと、スクールカウンセラーさんでも対応できないケースについて、社会的に対応ができていない未成年の方がかなりいらっしゃると感じています。この点について、気がついている福祉関係の方が誰かやらなくてはいけないと思うのですが、現状はほぼ放置になってしまっています。

 

「スクールカウンセラーさんのところに行ったのだが、解決にならなかった!」という苦情を受けることも多く、その次につなげる機関がなくて困ってしまっています。今のところ「高校を卒業したらいらっしゃってください」と告げるに留まっています。

 

ほんと申し訳ないですね。。

 

 

・どんな講座が良いのか?

特に未成年はまだ同質性が高い時期なので、未成年同士で練習をしたほうが効果は上がりやすいでしょう。

 

10年前ですと、余裕がないのでできなかったのですが、ダイコミュも優秀な先生が集まってきています。講師陣で考えて何らかの活動ができないかなと検討しています。現実問題私は成人向けの講座で手一杯なので、未成年に強い先生に講座をお願いすることになると思います。

 

 

また他校の生徒さんと、練習をするのも社会性を育てますし、学校でうまくいっていないときの保険として、居場所を作るチャンスがあるのもいいのかなと感じています。もちろん相当神経質に、構造を創っていかないといけないと思いますが。

 

 

来年の課題だなあ~・・・