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川島ブログ 

コミュニケーション能力に関するブログを書いています。筆者は元引きこもり、ニート、現在はダイレクトコミュニケーションの講師をしている川島達史です。

テキストを淡々と進めるか、オリジナリティを発揮するか2

テキストを淡々と進めるか、オリジナリティを発揮するか2

 

先日の続きです。テキストについてはオリジナリティはそこまで追求しない、教える講師も基礎をまずはしっかりお伝えしてほしい。ということをお伝えしました。今回はその続きです(前回のブログはこちら

 

 

ソーシャルスキル講師はほぼゼロ

この業界の内情を伝えますと、まず心理学の勉強をしっかりしている資格として、臨床心理士精神保健福祉があります。臨床心理士は心理の専門家、精神保健福祉士は精神疾患に関する制度の専門家という特徴があります。

 

両者とも、精神疾患や心理に関する勉強をしてきたという点では共通しています。この点、「心理学講座」という面においてはある程度人材は確保しやすいと言えます。

 

しかし、ダイコミュの中核である、「成人のソーシャルスキル(会話トレーニング)」について、勉強している資格や団体というのは存在しません。成人の会話トレーニングを研究している学会や団体は存在しないと言い切って良いと言えます。

 

 

・会話のトレーニング法はなぜか研究がない

私もこれは創業する前に調べてびっくりしたのですが、これだけ会話というものが世の中にあふれているのに、トレーニング方法を体系化し、教えることができる人がいないという現状があります。

 

英会話教室の先生などであれば、求人を出せばある程度、経験を積んだ先生が集まると思いますが、成人のソーシャルスキルの講師など、いくら募集をかけても一人も応募がないのです。

 

何せ研究している人が私しかいなかったのですから。そもそも世の中に存在しない人を募集しても集まるわけがないのです。

 

 

ゼロから学ぶしかない

 世の中に、最初から教えることができる講師がいない以上は、ゼロから育成するしかありません。これはこの業界が抱える問題であるとも言えます。

 

そのためセカンドベストとして、採用の基準を臨床心理士か精神保健福祉士、もしくは心理系の大学院を卒業していること、ソーシャルスキルトレーニングについて学ぶ意欲を持っている先生というのが条件になります。

 

しかし、これがなかなかいらっしゃいません。。。心理系の先生からの応募は多いのですが、ソーシャルスキルの重要性を理解して下さって、社交性を持った魅力的な先生とを捜すことにいつも苦労します。

 

倍率でいうと30倍ぐらいでしょうか。専門家の中でもそれぐらい貴重な人材ばかりです。私としてはこれらの先生のモチベーションが下がらないように、安全な労働環境を作ることが結果的に生徒さんのためになると考えています。

 

教える先生がいなくなってしまえば、講師をそもそも選べないですしね。。。

 

 

・準備には膨大な時間

杉野先生に私は甘えてしまっていたと思います。資料も人一倍作りこんで、サービス精神旺盛に教えてくださっていました。ただ逆に言えば、杉野先生に過剰な残業をお願いしてたとも言えます。

 

パワポを作り、シュミレーションをする、理論的な背景を抑えると2日はかかります。これに講座が1日、プラスされます。杉野先生はもともとあまり金銭的にはこだわらず、生徒さんのためになるか?を考える先生なので、自主的に準備をして下さって、その分の代金を請求されることはなかったですが、下手をすれば「やりがい搾取」のような状態にもなりかねないと言えます。

 

本当はもっとお給料を出したかったのですが、講座代金との関係もあったので、難しいところでした・・・。

 

 

・オリジナリティはいずれ発揮していく 

このようにソーシャルスキルという分野の新規性もあり、しばらくは教える側も基本を守りながらの講座になると思います。ただダイコミュの先生は援助マインドが強いのでいずれ、ブラッシュアップしてくれると楽観的に考えています。

 

もともと私も能力がない人間ですし、雑な人間です。原本は私が創りましたが、私より優秀な先生が多いので、数年講師をすれば、いろいろな付加価値を自然とつけてくれうると考えています。

 

そうして出てきた付加価値はどんどん共有して、教科書の完成度も上げていきたいです。これはもうダイコミュが続く限り永遠に続く作業になると思います。

 

 

 続きます