川島ブログ 

コミュニケーション能力に関するブログを書いています。筆者は元引きこもり、ニート、現在はダイレクトコミュニケーションの講師をしている川島達史です。

コミュニケーション能力コラム 47  1日の会話量2

コミュニケーション能力コラム 47  1日の会話量2

 

前回は1日の会話量について統計的なデータを紹介しました。1日の会話は6時間で、そのうち雑談が6割を占めているというものでした。

 

・友人の多さと希望

基本的には「雑談時間が多い」「友人の多さ」は正の相関関係にありそうです。こちらは、国の統計(我が国と諸外国の若者の意識に関する調査)から引用した図です。

f:id:direct-comm:20180523110206p:plain

「希望」と「友人の数」を分析したものですが、友人が多いほど将来に希望を持っていることが分かります。会話をする→友達が多い→希望を持つという循環があると言えそうです。

 

ざっと見ると、6人以上に1つの壁があるように推測されます。6人以上の友人から希望を持ちやすいとざっと指標になりそうですね。

 

それにしても、31人以上って結構すごいですね!相当リア充な気がします(^^;

 

 

 ・雑談とポイント

話を戻します。では雑談が苦手な方が雑談力をつけるにはどうすればいいのかというと、ポイントは3つあると考えています。

 

① 生活改善

例えば、30年間会話が苦手で全然話してこなかった・・・という方がいたとしたら、やはり改善するには、「量」が結構大事になってきます。1日中雑談がない環境というのは孤立者少なり精神的に追い込まれやすくなります。職場のランチタイムで雑談する、休日なんらかの集まりに参加する、家族とご飯を食べるなど生活改善することがポイントになると思います。

 

② 基礎は抑える

盲目的にトレーニングをするのではなく、ある程度の効率は大事です。自己流ですと偏ったコミュ力をつけることが多いので、まずは会話の基礎をしっかり固めて、その上で自分なりの個性を磨いていくと良いと思います。

自己流で行くんだ・・・といのももちろん悪くはないですが、迷路に迷いやすいです。基本は総合的なトレーニングを学んだほうがいいと思います。

 

③ 目的を持つ

雑談をする環境はなんらかの目的を共有していると長続きしやすくなります。ビジネスの集まりでも良いですし、登山でもいいですね。私の場合は麻雀が好きなので雀荘で雑談しています笑 もちろんコミュニケーション力つけるという目的で長期的に勉強を重ねるのもいいと思います。

 

以上簡単ではありますが1日の会話量をテーマにコラムを書かせて頂きました♪

 

 

********************:出典

平成25年度 我が国と諸外国の若者の意識に関する調査
平成26年6月 内閣府