川島ブログ 

コミュニケーション能力に関するブログを書いています。筆者は元引きこもり、ニート、現在はダイレクトコミュニケーションの講師をしている川島達史です。

孤独社会のリスク

今日も痛ましい事件がありましたね。

まだ詳細がわからない前提になりますが

突然の凶悪事件に多く共通しているのは

犯人が社会的に孤立してしまっているということです。

 

 

孤立している人が増えるということは

個人の自由なようで、

実は社会的には自由を失うことになるのです。

 

 

すなわち、孤独な人が増えると

虐待や犯罪のリスクが高まり、

結果的に「自由が制限された」状態になってしまいます。

 

 

僕自身、引きこもってきたときは、

すごく社会に恨みを持っていた気がします。

なんと言いますか、どこにも居場所がない

社会に漠然とした恨みを持ったと言いますか・・・

 

 

 

 

友達はいたほうがいいか?

 

 

 

という議論がよくありますが、

結構簡単に

「友達なんていなくていい」

という有識者の方がいます。

 

 

 

いやいや・・・

待ってくれよ・・・

 

 

といつも思います。人間関係って確かに

面倒くさい面もたくさんあります。

でもすごく、危ない。

 

 

すごく直接的な表現になってしまいますが、

お互い繋がっておかないと、

悪さをしてしまうという面も確かにあるのです。

 

 

虐待事件だって、

もし閉鎖的な家族ではなく、

もっと密度の濃いやりとりのある

ご近所さんや、家族関係があったら

防げた事例は山ほどあります。

 

 

そして孤独を募らせる人は

基本的な会話の仕方を学んでおらず

人間関係を築くのが苦手で

悩みを抱えやすいです。

 

 

攻撃的な話し方をやめて

少し暖かく話すよう心がければ

人間関係は随分、温和なものになります。

そういったことを学ぶ仕組みはもっとあっていいと思います。

 

 

私は間接的ですが

孤独化していく社会、孤立化していく社会構造に

全力で対抗していきたい。といつも感じています。

 

 

 

はあ~

頑張らないと・・・