川島ブログ 

コミュニケーション能力に関するブログを書いています。筆者は元引きこもり、ニート、現在はダイレクトコミュニケーションの講師をしている川島達史です。

カマキリさんへの罪悪感

私の使っている電車は山奥にあります。

4両編成で乗っているのは10人ぐらいです。

 

 

んで今日も電車にのりますと、

電車の中央にカマキリさんがおりました。

 

 

このカマキリさん成人しておらず、

人間でいえば14歳ぐらいの大きさでありました。

 

 

んで、かわいそうなことに

誰かに踏まれてしまったようで、

瀕死の重体になっておりました。

 

もう助ける手立てはない状態でした。

 

 

んで、心優しい私はせめて最後の時間を

大自然の中で終えてほしいと考え、

カマキリさんをそっと手に取り、

草原に返すことにしました。

 

 

しかし、山奥といえど、

電車のホーム周辺には

草原はありません。

 

 

唯一あるとすると、

電車のホームの反対側にありました。

 

 

これは野球部で鍛えた私の右肩で

えいやと投げれば、

どうにか到達するのではないかと

思える距離でありました。

 

 

そこで私は瀕死のカマキリさんを抱え、

思い切って草原に向かって

投げたのでありました。

 

 

えいや!!

 

 

 

しかし、思いのほかカマキリさんは軽く、

空気抵抗を思いっきり受けてしまい、

私の物理予測をはるかに下回り、

丁度線路の中央に落ちてしまったのです。

 

 

カマキリさんはじたばたと足を動かしており、

私は線路に降りて助けたい衝動に駆られたのですが、

駅員さんに怒られることが間違いないのでありまして

茫然と立ちすくんでしまいました。

 

 

 

カマキリさんごめんなさい。。。

 

 

そんな罪悪感でいっぱいの

今日この頃であります。