コミュニケーション能力コラム16 コミュニケーション系教室の分類
先日は生徒さんと一緒に、45人で鎌倉ハイキングに行ってきました!天気が最高だったのでみんな日焼けしていましたね。観光地なのでお散歩程度だろうと考えていたのですが、意外とアップダウンがあり筋肉痛になりました。やっぱりみんなで自然散策するのは最高です!
前回のコラムの続き(前回はこちら)です。
大きくわけてコミュニケーション教室を分類すると
実践分野から派生した講座
学術系から派生した講座
資格商法・マルチ・宗教系・ボッタクリ系講座
の3つが存在します今回は学術系から派生した講座について解説します。
・証拠を重視する学術系
コミュニケーションは「心理的な側面、実践的なスキル」から見ていく必要があります。この点、心理面については研究が盛んです。対人不安の改善、孤独感の改善、緊張の改善、心の在り方、世界中で研究がなされています。
指導員は院卒以上の方が基本になります。学術系の講座の良いところはやはり信頼性です。基本的には科学的な検証のもとにトレーニングや心理療法を行っていくので、質が高い講座がとても多いです。
金儲けよりも、研究の成果を出すことに人生をかけている講師が多いと思います。私も講師として力量を磨きに行くには、まず学術系の講座を探します。料金も民間に比べると良心的であることが多いですね。
・学術系講座の探し方
ただ学術系の講座はとにかく探しにくいという弱点があります。講座の探し方としては(健常者向けですが)、まずは基本的な心理療法をざっと勉強して自分に合ったものを探すと良いでしょう。
基本的な心理療法をざっと勉強するというのがまた意外と難しいのですが、心理療法入門というような、様々な心理療法を概観できるような本を探すと良いと思います。
心に響く療法が見つかったら、「○○療法 学会」と検索すると、大体学会が出てきます。学会が出てこない療法はたぶんイカサマ療法だと思います笑 学会のない心理療法は無視してください。
学会が出てきたら75%ぐらいの確率で一般向けの講座を開催していますので、その講座に出てみると良いかもしれません。
・学術系講座の限界は実践スキル
学術系講座の限界としては心理系がほとんどだということです。心の問題が改善できても、実践スキルはお手上げです、
実際にどう会話をするか?というトレーニングについて、研究をしている学会はほとんど存在しません。七不思議です。
ですので実践的な練習をしたい場合は民間の団体を頼ることになると思います。先日お伝えした通り実践的な練習について、講師は不勉強であることが多いので、生徒さんは漂流しがちになってしまいます。
自分で言うなあという感じですが、コミュニケーションスキルを体系的に学ぶことができるのはダイコミュだけなんじゃないかと・・・。色々な研究者が出てくることを期待しています。負けないように講師陣で質の高い講座を創ります!
次回はいよいよ、資格商法・マルチ・宗教系・ボッタクリ系講座の解説です!この業界・・・しょうもない団体がいっぱいあるのです。このブログを読んでくださっている方が騙されないようにちょっと攻めた内容を書こうと思います!
私の騙された体験談も書きますよ~