川島ブログ 

コミュニケーション能力に関するブログを書いています。筆者は元引きこもり、ニート、現在はダイレクトコミュニケーションの講師をしている川島達史です。

コミュニケーション能力コラム18 コミュニケーション系教室の分類 -4  NLPは資格商法?

コミュニケーション能力コラム18 コミュニケーション系教室の分類 -4 資格商法?

 

  

さてさて前回のコラムの続き(前回はこちら)を書きます!大きくわけてコミュニケーション教室を分類すると

 

 

実践分野から派生した講座

学術系から派生した講座

資格商法・マルチ・宗教系・ボッタクリ系講座

 

 

の3つが存在します今回は資格商法・マルチ・宗教系・ボッタクリ系講座について私の体験談を書きます。

 

 

・手っ取り早い資格

 24歳の私は、会社を辞め、コミュニケーションに関する仕事を一生続けようと誓いました。しかし、私は心理療法についての自分なりに実践してきましたが、資格は何も持っていませんでした。

 

そこでいろいろと調べてみるとコミュニケーションや心理学に関する資格がたくさんあることに気が付きました。とにかく箔をつけたいとあせっていた私は、それらの資格に飛びつくことになります。

 

具体的にはNLPというものがありました。なんだか名前がかっこいい!そう感じた私は、NLPの資格を取る講座に応募しました。この研修確か6日で35万ぐらいの研修だったと思います。私はなけなしの貯金をはたいて講座を受けることにしました。

 

 

・妙な高揚感

 いざ研修を受けてみると、内容がグレーな研修でした。例えば講師がこんな調子で問いかけをしてくるのです。

 

「みなさんテニスボールは3つ縦に重ねることができるでしょうか?一見できなそうですね。しかし、時間をかけるとできるようになります。」

 

講師はそう促します。そうして、用意されたテニスボールを3つ重ねようと努力すると確かに3つ縦に重ねることができました。そして講師はそう続けます。

 

「ほらね。テニスボール3つ重なったでしょ。実はこれ人生に言えることなのです。できないと思うことも、チャレンジしてみると、実はできることがある。皆さんは実は可能性に満ちているのです」

 

 

・1日5万円 

 こんなやりとりが続きます。そしてなんだか教室の中に妙な一体感と高揚感が出てくるのです。1日目はこんな感じのワークをいくつか行いました。1日換算すると5万円でした。

 

高いなあと感じつつも、今更引き返すこともできないですし、資格がほしいです。私は継続して受講することにしました。