コミュニケーション能力コラム7 情報の蓄積は加速する
コミュニケーションコラムを書き始めて7回目になりました。対人コミュニケーションのこと書いてないので、面白くないのでしょう!アクセス数がどんどん減ってます。やばいです!でもしょうがないんです!このブログはコミュニケーションのベーシックな部分もちゃんと書いておきたいので。
前回までに、人間は既存の情報を組み合せ、イデア化した情報を作り出し豊かになってきたと解説してきました。今回はその続きです。
・増え続ける情報
では人間はどれぐらいの情報を保存してきているのか?という疑問が出てきます。情報の概念については、諸説ありますが、身近な例としては、バイトが挙げられます。1バイトは1文字です。たいした情報量ではないですね。
ちなみに私のUSBは2ギガバイトです。1ギガバイト=10億7374万1824バイトらしいので、私のUSBは21億文字ぐらい書くとパンクすることになりそうです。
んでその上の単位が、テラバイトで、これは1兆バイトになります。新書ですと、100万冊ぐらい内蔵できそうです。人間の脳は10テラバイトの情報量をストックできる可能性があるらしいです。新書1000万冊分ぐらいの情報量ですね。」
結構すごいですね。皆さん会話が苦手~!!と言っていても、実はめちゃめちゃ情報を持っているのです。ダムのように溜め込んでいるだけで、それを吐き出す出口がないだけなのです。
もうちょっと自分に自信を持ってください!!
私の脳10テラバイト保存してる!!すげえ~!!
と自分を尊敬してOKです
・情報はアホほど増える
んで、世界の情報量は、もっと上の単位ではかります。世界の情報量の単位はゼタバイトです。
2011年には世界の情報量は1.2ゼタバイトでした。2020年に40ゼタバイトに増えると言われています(こちらのサイトを参照)。もうこのへんからわけわからない世界ですね。解説は省略しますが。ゼタバイトの凄さは下記をみてなんとなく想像してください。
単位(記号) | 慣用値 | SI基準 | 単位(記号) | 値 | SIとの差(概数) |
---|---|---|---|---|---|
キロバイト (kB) | 210 | 103 | キビバイト (KiB) | 210 | 2.400000% |
メガバイト (MB) | 220 | 106 | メビバイト (MiB) | 220 | 4.857600% |
ギガバイト (GB) | 230 | 109 | ギビバイト (GiB) | 230 | 7.374182% |
テラバイト (TB) | 240 | 1012 | テビバイト (TiB) | 240 | 9.951163% |
ペタバイト (PB) | 250 | 1015 | ペビバイト (PiB) | 250 | 12.589991% |
エクサバイト (EB) | 260 | 1018 | エクスビバイト (EiB) | 260 | 15.292150% |
ゼタバイト (ZB) | 270 | 1021 | ゼビバイト (ZiB) | 270 | 18.059162% |
ヨタバイト (YB) | 280 | 1024 |
出典 ウィキペデイア
・情報を生み出しているのは人間
そしてこの情報を蓄積しているのは言うまでもなく人間です。最近は人工知能なども出来てきていますが、ちゃんと使えるイデア化された情報を作っているのはまだまだ人間になるのです。
実は、情報を保存するということはめちゃめちゃ重要です。景気なんかよりも全然重要です。もちろん短期的には景気というのは私たちの生活を見れば、重要ですが、長期的な視点で見れば、例えば経済がぐちゃぐちゃになっても、情報さえきちんと保存されていれば、いくらでもやり直せるのです。
戦後の日本は焼け野原になって、大変な思いをしましたが、ちゃんと情報を保存していたから(その時代はデジタルではなく、じいちゃんばあちゃんの脳だったと思いますが)、ちゃんと安定した社会を復元することができたのです。
私が生まれた時代は戦後、35年後ぐらいでしたが、戦争の余韻は何も感じ取れないぐらい、安定した社会が出来上がっていました。
・情報が保存出来ていれば楽観視していい
私はちょっと変わっていて、景気がイイとか、悪いとか言っても、結局は情報が保存されていくので、マクロ的な視点に経てば結局は人間は豊かになっていくと考えています。横の関係で見れば、格差はありますが、時間軸を過去との比較で見れば確実に豊かになっているのです。
なんか景気が悪くなると、さも絶望したかのような雰囲気が流れますが、情報がちゃんと保存出来ていれば大丈夫です(もちろん極論ですが笑)
続きます