川島ブログ 

コミュニケーション能力に関するブログを書いています。筆者は元引きこもり、ニート、現在はダイレクトコミュニケーションの講師をしている川島達史です。

コミュニケーション能力コラム17 コミュニケーション系教室の分類 -3

コミュニケーション能力コラム17 コミュニケーション系教室の分類 -3

 

 

 明日の社会人基礎講座は、事業プランを作成してプレゼンして、かつディスカッションをするという、講座のなかでも激ムズのワークになります。だけど人間アイデアを練る時って活性化するので、生徒さんも生き活きとしていますね。明日が楽しみです。

      

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日曜の横浜教室は発話のワークにも、カードを使用することにしました。先日からカードを作成していたので日曜日に使ってみたいと思います。ゲーム性があるので、飽きないと思います。

 

 

さてさて前回のコラムの続き(前回はこちら)を書きます!大きくわけてコミュニケーション教室を分類すると

 

 

実践分野から派生した講座

学術系から派生した講座

資格商法・マルチ・宗教系・ボッタクリ系講座

 

 

の3つが存在します今回は資格商法・マルチ・宗教系・ボッタクリ系講座から派生した講座について解説します。

 

 

・有象無象のコミュニケーション講座

この業界はラーメン業界並みに新しい講座ができては消えて行っています。なかには、高額のセミナーを開催して、法律問題に発展することもあります。そのため、ボッタクリ系の講座、マルチ系の講座に引っかからないように気を付けてほしいと思います。

 

 

・資格系講座

まず怪しげな資格が取れる要注意です。それも1日とか3日で取れる資格です。これらの講座は資格商法と結びつきやすく、高額になりやすいです。

 

「○○大臣許可」

「内閣府認証」

「米国○○団体認証」

 

とか書いてあったら99%グレーな資格です。これって団体の設立を許可したという程度の冠言葉なので、資格そのものの質を認めたわけではないんですね。こういうのって過大広告に当たると私は考えいます。

 

コミュニケーションはあまりにも膨大な領域をカバーするので、コミュニケーション能力を資格化するの非常に難しい行為だと考えています。するとしても、かなり目的を絞って資格化する必要があると思います。

 

例えば

接客検定 コミュニケーション能力1級

ディベート検定1級

 

こんな感じであれば、目的がはっきりしているので、ぎりぎりOKかなと。あとはやはりちゃんと「学会が運営している資格」であればOKだと思います。それ以外の資格はほんとグレー率が高いです。評価する企業も少ないですし、お金と時間がもったいないと言えます。

 

 

実際私、資格商法系の講座に騙された経験があります。次回のコラムで体験談を書きます。

 

 

・過大広告系 自己啓発系セミナー

1泊2日で行う講座とかは相当の覚悟が必要です。「自分を変える」「人生を変える」「○秒で相手から好意を持たれる」これらのうたい文句のセミナーも怪しいです。コミュニケーション能力はそもそも(所説ありますが)かなりの部分は遺伝なので、そもそも根こそぎ変えるなど不可能ですし、その必要もありません。 

 

しかし、これらのセミナーでは、大声を上げるなどして、テンションを必要以上にあげて、感情の揺さぶりをかけられます。ほとんど具体的なことは何も教えてくれないのですが、なぜか妙な高揚感と一体感が得られるのが特徴です。

 

個人的にはこれらの講座はパチンコのフィーバーと同じだと考えています。一時的に大当たりして、なんだか大きな人間のようになった気がするのですが、また現実に戻ると陰鬱な生活がはじまる。そして、またあの高揚感と一体感を得るために高額のセミナーに参加する。これを続けるわけです。

 

 

続きます