コミュニケーション能力-講座の軌跡86 就職活動編4 フェロモン系面接官登場
引きこもりから脱出し、就職活動を始めた私は、リクナビネクストに登録し、始めて就職活動らしき行動をはじめました。青山に着くと、劣等感が刺激されまくり、面接会場に到着するだけでエネルギーを使い果たしました。面接の豪華な個室で待機していると女性の面接官が到着しました。
・フォロモン系面接官登場
その女性面接官は、全身から自信を醸し出した、大人の色香漂う、バッチリな女性でした。方や当時の私は、生まれてこの方、女性とまともに話した記憶がありませんでした。付き合っていた彼女、フリーター時代のおばちゃんぐらいしかありませんでした。フェロモン系女子とは人生で一度もなかったと思います。
言うまでもなく、その場所は就職活動なのですから、女性としてみるなど、極めて失礼な話です。しかし、私の本脳はかき乱され、就職活動できたはずなのに、そのフェロモン系女性面接官に相対した瞬間、就職活動とは別の緊張感に襲われてしまったのです。
・ 硬直
行動療法的なスモールステップで言えば、まずは蕎麦屋のおばちゃん当たりにまったり面接してもらうのが、心理療法的に正しいと言えます。どうにもこうにも私は誤った場所にきてしまったと後悔をしたのでありました。
そういったスーツを着た類の女性と真正面から向き合い、自分の恥ずべき人生をありのままさらけ出すなど、苦行以外の何者でもありませんでした。席につき、硬直していると、女性面接官が慣れた手順で面接がスタートしました。
続く
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