引きこもりから脱出した私は就職活動をはじめ、環境系の会社の面接に行くことになりました。しかし、スペック的に圧倒的に不利でした。そこで 「精子量分析測定器」 という企画をひねり出し、30枚の大作を仕上げました。
面接会場では、英語ペラペラの30代の女性と、太ったサンタクロースのような赤ら顔の部長と対峙することになりました。
・早速独立の話になる
面接は英語なまりの日本語を話す女性を中心に進んでいきました。
女性
「本日はお越しくださいましてありがとうございます。」
川島
「こちらこそありがとうございます・・・」
本来ならここで、精密機械がたくさん置いてあって、ワクワクしますね。などと会社をほめるところなのですが、緊張で言葉が出てきませんでした。
私のあいさつに対して、太ったサンタクロース(部長)はノーリアクションでした。それどころか明らかに私に対して食いつきが悪いような態度をとっていました。
微妙な間が開くと、女性面接官が続けます。
女性
「早速ですが弊社を希望した動機などがありますでしょうか?」
川島
「はい。私は、将来独立を希望しているのですが、御社の応募要項に惹かれたことと、環境というキーワードに純粋に惹かれたからです。」
・部長、前のめりになる
女性
「独立を希望されているのですね。なるほど。環境にも興味があると・・・フムフム・・・」
すると、ふんぞり返って座っていた部長が、10度ほど前のめりに座り直したのです。
川島
「はい。実は高校生の頃から、自分で仕事をするということにあこがれていまして、ずっと勉強を重ねてきました。まだ経験が浅いのですが、数年後には独立したいと考えています。」
すると、ふんぞり返って座っていた部長が、さらに20度ほど前傾姿勢になりました。
そして、メガネの奥が不気味に光り始めたのです。
続く
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