コミュニケーション能力コラム34 正論を持ったとき
コミュニケーション能力コラム34 正論を持ったとき
正しい、正論を持つと、人は誰かを攻撃しても責められることはありません。攻撃しても反撃が無いわけですから、正論と言うのは無敵なわけです。
しかし、無敵であるが故に、人を傷つけることもあると注意をしなくてはなりません。
人間関係がうまく行かない方はわりと真面目な方が多く、正論をたくさん持っていたりします。しかし、その正論を使いすぎて、相手を追い立ててしまって、結果的に人間関係を悪化させてしまう方を多く見てきました。
相手に逃げ道を用意したり、どこかで共感する姿勢がないと、その武器は鋭すぎて、相手はズタズタになってしまうのです。
正論を持った人は無双してくるわけですから、実は弱い立場の方から見るととても接しにくくなってしまうのです。
人間関係をうまくやっている人は、この正論のさじ加減がとてもうまいと思います。自分が正しいと言う武器を持ったときにその武器の恐ろしさを分かっていて、使うときは使うし、あえてその武器を脇に置くということもしている。
どこまで指摘をして、どこまでスルーするか・・・さじ加減が難しいですが、正論をぶん回すと、人間関係は大概壊れるということだけは確かだと思います。
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