川島ブログ 

コミュニケーション能力に関するブログを書いています。筆者は元引きこもり、ニート、現在はダイレクトコミュニケーションの講師をしている川島達史です。

コミュニケーション能力コラム 43 集団のコミュニケーション

コミュニケーション能力コラム 43 集団のコミュニケーション

 

秋葉原教室のシンジさんから集団のワークがあるとよい!というご意見を頂きました。なるほど!これは考えねば!ということで、まずは生徒さんに協力して頂き、MIXI上で統計を取りました。結果は以下の通りです。

 

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解答者数51名

・集団の会話の方が話しやすい
2人(4%)
・1対1の方が話しやすい
24人(54%)
・どちらも苦手
10人(22%)
・どちらも変わらない(得意)
5人(11%)
・その他のご意見
3(6%)

 

アンケートに回答を頂いた方、ありがとうございました。よく見たら質問の作り方が改善の余地ありますね。。まあ学術的なものではないので、大目にみてください。

 

 

・ダイコミュ受講生75%は集団より1対1がよい

さて!結果を見ると、およそ半分の方が集団が1対1の方がよいという結果になりました。どちらも苦手を入れると・・75%の方が集団が苦手と解釈してもいいかもしれません。需要がはっきりしたのでワークで対策を練ることは確定事項になりました。今回は、ワーク前に「集団のコミュニケーション」について軽く解説します。

 

 

・集団の会話の特徴

集団の会話が苦手な原因はいくつか考えられますが、今回は「速度」に着目してみたいと思います。特に集団の会話では、話す速度の速い順に独占率が上がっていくという特徴があります。

 

 

パターン1

6人参加した飲み会があったとします。それぞれ速度スピードを

10 7 7 5 5 3

 

と仮定します。この場合、10と7と7の人がほぼ会話を独占することになります。残念ながら3の方は限りなく孤立しやすくなります。特に10の人がKYだとほぼ独演会になってしまいます。

 

 

パターン2

3 3 1 1 1 1 

 

という飲み会があったとします。この場合は3と3の方が、独占することになります。1の方は孤立しやすくなります。

 

 

パターン3

うまく行きやすい飲み会は話す速度が均一な場合です。

 

 

10 10 10 9 9 9

6 6 5 5 4 4

3 3 3 2 2 2

 

こんな感じの飲み会はわりと

満遍なく話せるので満足度は上がりやすい傾向にあります。

 

 

1対1の場合は話す速度に違いがあっても、半強制的に会話に参加することになるので、そこまで孤立することはありません。上記の性質は会話の人数が増えるほど顕著に起こる現象だと言えます。

 

 

ちょっと長くなるので

次回に続きます!!

 

 

 

どうでもいいですが、

「ちょっと長い」

って微妙な日本語ですね。