コミュニケーション能力-講座の軌跡191 あがり症編 緊張MAX講師
コミュニケーション能力-講座の軌跡191-あがり症編 緊張MAX講師
元引きこもりの私は、25歳の頃に400万円を貯め、コミュニケーション講座を開催することにしました。しかし、極度のあがり症である私は、事前練習で、声が震え、とてもではないですが講義ができる状況ではありませんでした。
それでも時間は進んでいきます。気が付けば、講座の初日
を迎えてしまいました。緊張で全く眠ることができませんでした。私は緊張しながら身支度を整えました。その間、どこか現実感がありません。
怖い怖い・・・
逃げたい・・・
どう思われるのだろう・・・
講義をして失敗するイメージが頭をよぎり、心臓が狂ったようにどきどきしていきました。
集合時間は12時に吉祥寺の喫茶店でした。
私は緊張のあまり、いてもたってもいられず、8時には家を出てしまいました。
家を出ると私は国分寺から吉祥寺行の電車に乗りました。休日だからか乗客はあまりいませんでした。
初日はとても天気が良く、ポカポカと丁度よい暖かさでした。電車の適度な振動が心地よく、ふわふわとして現実感がありません。
私はどうも重要な日には天気に恵まれるようです。人生の重要な日は大体晴れだった気がします。
心地よい電車に揺られていると、いくばくかの使命感のようなものが出てきました。
もう私には退路がないのでした。ここで逃げたらもう本当に人生が終わるのです。あがり症だろうが、対人恐怖だろうが、「目的」があるからその目的に進むしかなかったのです。
吉祥寺につくと、さっそく予約していた喫茶店の前まで行きました。11時から開店だったのでまだ開店していませんでした。開店まで2時間以上あります。
私は、井之頭公園まで歩き、公園のベンチに腰掛け、ぶつぶつと講義内容を思い出しながら、時間をつぶしました。
しかし、講義の練習をしても、しっくりきません。心がどこか漂っていると言いますか、私が、私でないような・・・・不思議な感覚でした。
時間は11時になりました、私はさっそくお店にはいりました。集合の12時まで1時間もあります。
椅子に腰かけると背筋をピンと伸ばしました。起業を決意して10年、やっとここまで来た・・・と実感しました。
そうしていよいよ、11時50分ぐらいになると私の緊張はMAXになっていました。
ついに初めての生徒さんが来る!!!
誰もいないのに顔が真っ赤になっていることがわかりました。頭が真っ白になりかけていると・・・
お店を遠くからうかがっている男性が
いることがわかりました。
それはダイコミュへ来た
はじめての生徒さんでした。
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