川島ブログ 

コミュニケーション能力に関するブログを書いています。筆者は元引きこもり、ニート、現在はダイレクトコミュニケーションの講師をしている川島達史です。

コミュニケーション能力コラム‐51 99パーセントは買われない 批判への免疫

コミュニケーション能力コラム‐51 99パーセントは買われない 批判への免疫

 

以前、

「自分がしている仕事を否定されて落ち込んでいます」

という相談を受けました。

 

仕事って人生をかけているものですから、批判されると誰でも落ち込むものですよね。私も12年の間に数えきれないぐらい批判されてきました。

 

批判ってまともに受け止めると、メンタルがやられちゃいますね。。

 

私も最初は免疫がなかったので落ち込むこともありました。批判に対する耐性をつけるためにできることは色々とありますが、今回は1つお伝えします。

 

・100万通りのうちの1つ

いきなりですが、1万円を持っていると仮定します。「今日一日で使い切る!」という条件があったとします。今日使い切らないとこの1万円は消滅してしまいます。

 

さて・・・1万円で買えるものって、どれぐらいありますかね。多分100万点ぐらいあるんじゃないですか?もっとあるかもしれません。

 

私であれば1万円で何を買うかというと、焼き肉が食べたいので、焼き肉を食べに行きたいですね。あまったお金はおやつでも買ってお土産をかって帰るかもしれません。

 

これは逆に考えると100万通りの選択肢がある中で、選べるのはせいぜい2~10点ぐらいだということを意味します。無意識レベルですが、100万の商品のなかでその他の消費品にはなんらかのデメリットを感じでて消費していないことになります。

 

・100人に1人認めてくれれば充分すぎる

例えば、スタバというカフェがあります。ワイハイも通じますし、アクセスがいいので結構行きます。でもアンチスタバのような方もいますね。高い!敷居がたかい!という批判をされます。そうして、ベローチェやドトールに行くのです。こうしてユーザーは拡散して、それぞれ自分の好みのお店にバラバラに住み分けしていきます。

 

仕事に関して言えば100人のうち99人に批判されても、1人だけ肯定してくれれば充分なのです。例えば、ラーメン屋さんの前を通る100人のうち1人が入ってくれたら充分繁盛店ですよね。むしろ100人に1人ちゃんとお客さんになってくれるようなものだったら、おそらく1部上場できるような凄い会社になっていると思います。99人に批判されたって上場できるんですよ。

 

ある意味で自分が提供している商品は、100人いたとしたら、多くの人にとってはとるに足らないもので、批判されるのが当たり前で、たった1人だけ本当に必要としてくれる人がいるのです。もし1万円でも買ってくれたら、あなたの仕事はその人の中で100万点の商品のなかから優勝しているのです。これってめっちゃ奇跡的ですよね。

 

だから買ってくれない、誰かにいちいち目くじら立てることなく、必要としてくれている誰かに自信をもって仕事すればいいのです。もちろん、買ってくれない人にも使いやすいように努力することやメリットをアピールすることは大事ですが、批判はされるのが当たり前~と考えておくと気が楽かなと思います。

 

これは仕事に限らず、自分の趣味や、好きなスポーツなども同じように考えられるパターンが結構あります。批判される時の免疫の1つとして自分を励ます時に参考にしてみてもらえると嬉しいです。

 

ではでは