川島ブログ 

コミュニケーション能力に関するブログを書いています。筆者は元引きこもり、ニート、現在はダイレクトコミュニケーションの講師をしている川島達史です。

スマフォいじりにプチ切れる

スマフォいじりにプチ切れる

 

今年は企業研修や講演を10社ほどさせて頂きました。その中で印象的だったのが、20代前後の福祉系の新人研修です。参加人数は50人前後で、8割が女性でした。可愛い女性の向けに研修できるので、テンションあがっていました。実際会場には可愛い女性がばかりでしたね。

 

 

しかし、ワーク自体を初めて見ると違和感がありました。皆さんとても大人しいと言いますか、意見が出てこないのです。お化粧はバッチリ、服装もおしゃれなのですが、反応がないといいますか手応えがないと言いますか。。。(もっとこれは私に魅力がなかったのかもしれませんが)

 

 

そして、休憩時間に目を疑う光景がありました。それは

 

60%ぐらいの方が目の前の人と話すことなく、スマフォをいじり始めた

 

 

のです。50人中30人がスマフォをいじっている。50人も参加者がいるのにどこにも雑談がありません。スマフォをいじってコミュニケーションを遮断しているのです。

 

 

本当に異様な光景でした・・・コミュニケーションが苦手な方がいらっしゃるダイコミュの講座でも、みんながみんなスマフォをいじることはほとんどありません。もちろん数人はいらっしゃいますが、大概どこかしらで雑談をしているものです。

 

しかし、20歳前半の女性たちは本当に誰ひとりとして雑談をせず、スマフォに没頭していたのです。しばらく眺めていたのですが一向にスマフォいじりが終わりません。さすがに、これはイカンと感じました。

 

そして私は企業研修ではじめてプチ切れして(ブチ切れではない)しまったのです。

 

 

「スマフォいじりやめましょう!!目の前に人がいるのに、スマフォをいじるということは、あなたとは話したくないという失礼な態度です。

 

皆さんはこれから、福祉の世界を担っていく大事な人材です。そして、可能性に満ちた存在です。皆さんがいま目の前にいる人と繋がって連携を取っていくことで、福祉の世界は変わるのです。

 

確かに、人と関わることは面倒くさい面もあります。けれど、生の人間は面白いです。人と繋がれば可能性はそれだけ拡大します、そして仕事の幅は広がっていきます。そうすれば仕事は絶対に面白くなります。

 

いまから人間関係に蓋をしていると本当にやばいです。皆さんはまだ20代前半です。いろいろな人とどんどん話す時期です。人間関係は面倒くさいけど、でも面倒くさい分それだけ可能性も楽しみも与えてくれます。

 

いろいろな人と会話をして、ぶつかっていろいろな価値観に触れてください。そうすれば皆さんはもっと魅力的な美人になります。もともと可愛いのですから、もっと美人になってください!」

 

 

ということを真っ赤な顔をして発言しました。そうすると8割ぐらいの方はスマフォをしまってくれて、ぼそぼそと隣の方と会話をしてくれました。

 

 

私は心の中で

(ああ・・・やっちまった。こうやっておっさんになっていくんだな・・・)

と後悔しつつ、でもこのままでは本当にやばい。誰かがちゃんと教育しないとダメだ。と強く感じたのです。

 

 

彼女らに響いたのか・・・おっさんがなんか言っているわ・・ぐらいにしか思われていないかもしれませんが。1人でも響いてくれていたら嬉しいなと感じています。

 

 

 

 

*こういう記事を書くと、ブーメランで自分もスマフォいじれなくなりますね笑

 絶対ダメってことではないので、生徒さん・・あんまりビビらないでくださいね♪