川島ブログ 

コミュニケーション能力に関するブログを書いています。筆者は元引きこもり、ニート、現在はダイレクトコミュニケーションの講師をしている川島達史です。

コミュニケーション能力コラム35 人を好きになる方法2 ピントを合わせる

コミュニケーション能力コラム35 人を好きになる方法2 ピントを合わせる

 

先日は人を好きになる方法についてコラムを書きました(前回のコラム)。今回はその続きです。あくまで私が意識していることなので、参考程度に読んでやってください。

 

 

・バイオハザードを楽しむ人

去年、バイオハザードという映画を見ました。バイオハザードはゾンビ映画で、アクション満載の映画です。レビュー欄を見ると非常に面白いです。

 

低評価を付ける方は

 *ストーリーがつまらない

*情緒性がない

 

というコメントをしています。

高評価を付けている人は

 *戦闘シーンが爽快
*展開が早くてジェットコースターのよう

 

 

と評価をしているのです。同じ映画を見ているのに、楽しめる人もいれば、つまらなく感じる人もいるわけです。この現象は非常に面白いと言えます。

 

 

・ピントを合わせる

私はどうせ映画をみるのなら、全力で楽しみたい。と考えています。そのため映画を見る前に、軽くレビューを見ていたりします。それも高評価を付けている人のレビューをみています。そして高評価の方の見方を参考に見てみるのです。

 

例えばバイオハザードではどうも「深く考えずに、頭空っぽにしてみる」とおもしろいらしいのです。そうして実際にそのような見方でバイオハザードをみると非常に楽しめました。

 

この作業は自分の中で、ピント合わせと名まえをつけています。人生は様々な出来事があるわけですが、一度しかない人生を楽しむために、様々なピントを持っておくことが大事だと考えています。

 

 

・写真を取るときのピント合わせの感覚 

道端にある雑草に小さな花が咲いているとします。この花を漫然と撮ってしまうと、特徴のない花としてしか、撮れないかもしれません。現像しても、捨ててしまいたくなるでしょう。

 

しかし、角度を合わせて、照明を綺麗にとると、とってもきれいに映る可能性があります。うまく撮影できれば、とっても気品のある花に見えるでしょう。現像するとより好きになって取っておきたくなるかもしれません。

 

 

・人と接するときもきれいに見れるピントを捜す

自分自身の目を通して相手を見る時もカメラのレンズのように、相手との関係性がよりクリアに、相手がきれいに見えるように、ピントを合わせる力が必要だと感じています。

 

 綺麗に写真が取れると、その写真を大事にできるのと同じように、相手を綺麗にとれるピントを持っていると、きっと相手の事を好きになれると思うのです。

 

いま話している相手が一番美しく、尊敬できるレンズを自分の中に持っておくと、結構相手のことを好きになれるのかなと感じています。仮説ですが、 人を好きになりやすい人は、この人を好きになるピントを複数持っていると思うのです。

 

 

・人間性肯定でピントを合わせる

具体的には人間性肯定がおすすめです。

強い人間関係を築くには?人間性肯定法で距離感を改善!

 

素晴らしいな、尊敬できるな・・・という面を積極的に見つけていこうとするスキルです。

 

人間性肯定は少々脂っこいスキルなので、見つけた良い面を毎回、相手に伝えるわけではありません。しかし、言語化はしないでも良いのです。相手の良いところを見つけることができれば、結構相手を好きになることができるからです。

 

 

もし毎回人を嫌いになる癖があるとしたら、相手を見るピントがずれていると考えると良いかもしれません。そんなときは人間性肯定で様々な捉え方をしてみる。そうすると多少なりとも相手への好感度が増すと思います。

 

嫌いな人が多いより、好きな人が多いほうが人生、幸せを感じることは多くなると思います。よかったら参考にしてみてください♪