川島ブログ 

コミュニケーション能力に関するブログを書いています。筆者は元引きこもり、ニート、現在はダイレクトコミュニケーションの講師をしている川島達史です。

運動会+忘年会 2017年度

運動会+忘年会 2017年度

 

本日は運動会+忘年会でした。毎年の恒例行事です。気のいい生徒さんに多めに見ていただき、至らないワークが多かったですが、無事終了できて、ほっと一安心です。

 

よかった点

・皆で作り上げた

たくさんの生徒さんが手伝ってくださり、無事最後まで完結できました。ホント1人で開催するのは不可能なイベントなので感謝の一言です。

 

・ダイコミュスカイチャレンジ

タイトな時間ですが、盛り上がっていました。皆で作成した雰囲気を出したかったので役割を分割したのと、飛形点とデザイン点を作ったのがバランスが取れていたと思います。

 

・中華街のお店

食べ放題なのと値段がリーズナブルだったので満足感はありましたね。マイクの音量も大きかったので、意思疎通、2次会への誘導もスムーズにいきました。年末の賑やかな空気もテンションあがりました。

 

改善点

・1本書きワークルール複雑

私はだあれ?ワークがルールが複雑すぎて、うまく機能しなかった。。事前にルール説明をしておけば、半分は理解して参加してくださったと思うので、複雑なワークをやる場合は、あらかじめHPで説明など必要と感じました。

 

・肉まん!!

 

なんと1等のフカヒレ肉まんが、1つ1つ梱包されていつと思ったら、2個セットになっていたようです。優勝賞品分けにくかったようです。。。申し訳ありませんでした。

 

・人数と会場の大きさ

参加人数が90人に対して、会場はもう少し大きくても良かったですね。満席で参加できない方も5名程度いらっしゃいました。参加できない方がいたのも反省です。

 

 

挙げるとキリがないですが、来年また参考にして面白い運動会+忘年会になるように頑張ります!!

 

 

来年は

 

春の自然系イベント 

夏の文化祭  

 

を予定しています。

またのご参加をお待ちしています!!

 

 

 

 

 

コミュニケーション能力-講座の軌跡164 起業ニート編  漂流生活

コミュニケーション能力-講座の軌跡164 起業ニート編  漂流生活

 

引きこもりから起業ニートになった私は、コミュニケーション講座を創るという目標を立てました。勉強に打ち込んでいく中で、当然貯金が減っていきます。精神的に追い込まれて行く日々・・・自分を奮い立たせることを目的として、ダイレクトコミュニケーションを設立しました。


会社が設立された一方で、私の中におめでたい気持ちはほとんどありませんでした。ほとんど絶望感しかなかったです。何せ会社を創ったところで提供するサービスが出来上がっていないのです。サービスが決まっていないのだから、当然お客さんがいるわけもありません。


現実はとても厳しいものでした。木造のつたない船で出港したものの、コンパスもなく、右も左もわからないまま、ただ自分の勘だけで太平洋を漂流しているような心境でした。ペットボトルに貯めておいた水がどんどんなくなっていって、いつ干からびてしまうかわからない・・・そんな心境でした。

 

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・講座の概要を考える

タイムリミットが迫ってきている現実と向き合いながら、社会のコミュニケーションの問題を解決するには、どんな講座が良いのか考え続けました。そうして出てきた結論が以下の3点でした。


1・心理学を学ぶ
既存のコミュニケーション講座は、「話し方」が体制を占めていました。しかし、コミュニケーション能力は心理的な問題がかなり重要になってきます。対人不安や、偏った考えがあると、どんなにスキルを学んでも形だけになってしまいます。心の面から人と安心して話すことができる心理的な知識を学べる講座にしようと考えました。


2・技術を学ぶ
心の問題が安定したとしても、実際にどう話すか?について技術的な問題が欠落していると、現実的な問題を改善することができません。水泳がいくら好きでも、クロールや、平泳ぎという型を知らないと泳ぎはうまくなりません。バタ足だけでは、おぼれかねません。コミュニケーション講座も、クロールや平泳ぎと同じように最低限の技術や練習は必要になると考え、会話のトレーニングを取り入れることをしました。


3・考える力を養う
これからの社会を力強く生きていくためには「考える力」が必要と考えていました。当時私は「思考」とは何かについて、興味を覚え、トレーニング化したいと考えていました。そこで「考える力」の原理とそれをどう高めていくか?という内容も講座に含めることとしました。

 

・スタンダードコースと名付ける 

講座の原型はできあがりました。総合的にコミュニケーションの力をバランスよくつけてほしい!私はこの3つを柱として、講座をスタートさせることにしました。期間は7カ月として「スタンダードコース」と名前をつけました。

 

・生徒さんが1人もいない状況で練習

講座の骨子はできあがりました。その後は教科書創りと、講座で話す内容をすべてエクセルに書き込んでいきました。

 

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そうして毎日、屋根裏部屋で講義の練習をしました。様々なメンバーに免疫を付けるために、ヤンマガの水着のお姉さんを並べて講義をすることもあれば、こち亀の大原部長を並べて講義をすることもありました。


講座創りと練習を繰り返す日々ですが、相変わらずそれを話す肝心の相手は相変わらず1人もいませんでした。講義をしつつも、どこかむなしい気持ちが襲ってきます。


一人も生徒さんいないのに、馬鹿なんじゃないの?
どうせ1人もお前の講義なんてうけないよ
コミュニケーション講座なんて成り立たないって


この時期は、もう自分を信じることだけでした。誰も私がそんな努力をしたことも知らないですし、今とは違い、悩みを打ち明ける仲間もいませんでした。体中に深々孤独感が染みわたりました。

その孤独感に全力でお押しつぶされ、毎日半泣きになりながら、私は教材の作製と講義の台本と練習を繰り返していました。

 

・最大の問題に取り組む

そうして私は、講座の原型を創り上げると、いよいよ私は最大の問題である「どうやって生徒さんを集めるか」を考えはじめました。しかし、この問題は巨大であり、さらに深刻な漂流生活を進めることになるのです。

 

 

 

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コミュニケーション能力-講座の軌跡165 起業ニート編 悲しみのチラシ作戦 - 川島ブログ

 

コミュニケーション能力-講座の軌跡163 起業ニート編  5月23日設立

コミュニケーション能力-講座の軌跡163 起業ニート編  5月23日設立

引きこもりから起業ニートになった私は、コミュニケーション講座を創るという目標を立てました。勉強に打ち込んでいく中で、当然貯金が減っていきます。精神的に追い込まれて行く日々・・・自分を奮い立たせることを目的として、とにかく会社を設立することを決意しました。

 

・定款の作成

会社を創るうえでは「定款」を作成する必要がありました。定款とは、会社の基本的なルールを記載するものです。通常ですと、定款は税理士や司法書士の先生と相談しながら作成するものです。しかし、できる限り設立費用を節約したかったので、定款はすべて自作することにしました。

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定款とは会社の憲法のようなものです。定款には会社の目的を明記しなくてはなりません。例えば会社の目的を

 

・不動産取引に関わる業務

 

と書けば、不動産以外の業務をしてはならなかったのです。これ以外の業務をする場合は、公証役場に行って申請を出さなくてはならず、かなり手間になります。

 

・普通は目的を片っ端から記載

そのため、多くの会社が

 

・不動産取引に関わる業務

・その他の不動産に関わる業務
・飲食に関わる業務
・卸売に関する業務

・・・

 

という感じで複数の業態の目的を羅列して書くのが通例でした。時代の趨勢に合わせて倒産しないように、様々な事業に進出できるよう、最初から様々な事業を定款に書いておくのです。私の時代は規制が緩やかになった時代ですので、ここまで厳密ではなくなっていましたが、会社の目的を複数書く方がほとんどでした。

 

・ダイコミュの目的はシンプル

私は、ダイコミュは、コミュニケーション以外の業務をする気がまったくありませんでした。会社の目的というのは延命が目的ではないのです、目的は自分の会社が延命することではなく、目的を達成できたら、倒産してもいいと思っています。

 

私は単細胞ですし、会社を拡大主義のもとに設立する気はありません。あくまで上位概念は「目的」であり、「会社を大きくすること」、「会社を存続させること」は下位概念だったのです。目的のために会社が大きくなることはOkですが、会社を大きくするためにビジネスをするわけではないのです。

 

そのため私は会社の目的を
1.コミュニケーション講座の運営に関わること
2.コミュニケーションに関する企業研修
3.心理カウンセリング

 

とシンプルに作成しました。どんなに儲かりそうな業務があっても、私はこの業務以外に進出しないと心に誓いました。

 

・2006年5月23日 

私は定款を作成すると、登記所に行き、手続きを行いました。ハンコをたくさん押して2週間ぐらい経つと、登記所から承認をもらい、ついに会社が設立されたののです。2006年の5月23日でした。

 

5月23日、ダイコミュは法人格を取得し、私は代表取締役になりました。しかし、会社を設立したところで、スタートしたという実感はありませんでした。家族にも会社を作った旨を伝えませんでした。

 

・ペーパーカンパニー

この時点で講座のカリキュラムも出来上がっていませんでした。どうやって生徒さんを集めればいいのか?見当もついていませんでした。いくら定款で自分の理想を掲げたとしても、社会的にはまったく持って存在しない、ただのペーパーカンパニーに過ぎなかったのです。

 

400万円以上あった、貯金は200万ほどに減っていました。私は残された200万円を、すべてダイコミュ資本金としました。 会社の口座を創って、お金を振り込むと、個人の銀行口座をみると、雀の涙ほどしか残っていませんでした。

 

それでも始めたら前進するしかない・・・私はさらに様々な講座に出席し、勉強とカリキュラムの作成に没頭していきました。そうしてようやく、講座の原型を完成させることになります。 

 

 

 

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コミュニケーション能力-講座の軌跡164 起業ニート編 漂流生活 - 川島ブログ

 

 

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コミュニケーション能力-講座の軌跡162 起業ニート編  社名を決める

コミュニケーション能力-講座の軌跡162 起業ニート編  社名を決める

 

引きこもりから起業ニートになった私は、コミュニケーション講座を創るという目標を立てました。勉強に打ち込んでいく中で、当然貯金が減っていきます。精神的に追い込まれて行く日々・・・自分を奮い立たせることを目的として、まずは会社を設立することを決意しました。

 

・コミュニケーションはデフォルト

まず私が決めなくてはならなかったのが社名でした。社名については一つ確定していたことがありました。それは「コミュニケーション」という言葉を入れることでした。やりたいことをそのまま社名に入れることは直感的に決めていました。

 

社名はやはり重要だと考えています。特に駆け出しの会社は、社名=事業と言って良いぐらい簡素化する必要があります。覚えやすく、わかりやすい社名をつける必要があると考えました。

 

問題は「コミュニケーション」に何を付けるかでした。色々と考えました。

 

・フェイスフェイスコミュニケーション

・僕たちのコミュニケーション

・コミュニケーションを良くする株式会社

・ヒューマンコミュニケーション

・コミュニケーション能力向上株式会社

・ダイレクトコミュニケーション・・・

 

・しっくりきた社名

しっくりきたのは

ダイレクトコミュニケーション

という名前でした。この社名は何をやりたいのかが明確です。直接顔と顔を合わせて行うコミュニケーション。私はダイレクトコミュニケーションという社名がそのまま、世界中で使われることを願ってシンプルな社名にすることにしました。

 

ロゴは二葉にしました。植物が芽吹く瞬間は全ての希望の源泉であるという直観が働いたのです。朝露を浴びて、二葉が出てきた瞬間って、希望がみなぎってきますよね。

 

ダイレクトコミュニケーションを通して、自分の価値を創造して芽吹いて欲しいという気持ちを込めて二葉のロゴとしました。 

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・定款創りと登記

社名が決まったら次にやることは「定款」を作成して、「登記」を行う必要がありました。私はさっそく定款の作り方を学び、会社の目的を決めることにしました。この定款作りで私はある決意をすることになります。

 

 

 

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コミュニケーション能力-講座の軌跡163 起業ニート編 5月23日設立 - 川島ブログ

 

 

コミュニケーション能力-講座の軌跡161 起業ニート編  コミュニケーション業界の闇

コミュニケーション能力-講座の軌跡161 起業ニート編  コミュニケーション業界の闇


引きこもりから起業ニートになった私は、コミュニケーション講座を創るという目標を立てました。修行として初めての講座に参加すると、さくらの女の子に高額のセミナーに勧誘されてしまいました。私はコミュニケーション講座の業界について、実体がどのようになっているのか?調査を続けました。結果的に、1か月で8講座あまり、総額50万円を使ってしまいました。

 

様々な講座に参加をしてみて

 

マジで真っ黒だな・・・・

 

そう感じました。コミュニケーション系の講座はかなりの部分でグレーなビジネスが横行していることがわかりました。

 

 

特徴としては以下が挙げられます

① 資格とれまっせ!

セミナーさえ受ければ無試験で資格が発行される。やたらかっこいい資格がもらえる。しかし、実体はほぼ何も勉強していない。

 

② 人生変われまっせ!

「人生が変わる」「性格が変わる」「ミラクル」「マジック」など一発逆転ワードを多用する。ビックワードを多用する。大概根拠がない。

 

③ 3ステップでハメる

最初は3~5万、次が30万、その次が150~300万とステップアップする。なぜかホームページで代金が明示されていない。

  

④ 無料  カウンセリング

無料カウンセリングと謳い、個室に閉じ込め、営業マンにひたすら勧誘される。

 

これらのこの啓発系ビジネスモデルは割と使い古された手法で、現在でもかなりの数形を変えて生き残っています。法律的には問題ないのですが、やはり倫理的に問題のある手法だと感じました。

 

もし私がひきこもりの時代に勉強をしないで、これらの講座に出ていたら、誤った道を進んでいたかもしれません。お金のために悩みが利用されている気がしてとても悲しい気持になりました。

 

・1つは学べる

ただ、あえて言いますと、これらのセミナーをすべて否定しているわけではありません。どんなセミナーでも私は学ぶところはあると考えています。例えば初回の講座の


「魂を込めて話せ!」

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この点だけは、なんだか今でも大事にしています。やはり伝えよう!という魂がないと伝わらないですからね。高額の講座の中には、今でも使えると感じているワークもありました。

また日本は信教の自由がありますから、こういったビックワードの世界を信じて幸福になれるのであれば、それは選択肢の一つとしてあっても良いのかなと考えています。

 

・論文を読むことが楽しい

一方で、私は様々な講座に通う中で、自分の傾向も理解していきました。私は元々経営学科で、会計の勉強をしていました。数字に割とこだわる方で、数字化されていない根拠はあまり信用できませんでした。

 

そのため、私は一発逆転系セミナーの研究に一区切りをつけ、心理学系の学会発表に参加してみたり、臨床心理士が主催する、学術方面の講座に参加するようになっていきます。

 

自分の勉強についても一般書籍よりも、学術書や論文を読む時間が多くなっていました。とにかく勉強だけは誰にも負けたくなかったので、会計士受験生の頃と同じぐらい勉強する様になっていました。論文を読むことがとても楽しかったです。

 

 

・貯金の減少に苦しむ

差しあたっての問題は貯金の減少でした。会社を辞めてから400万円あった貯金は、講座の調査代や、書籍関連費に使ってしまった関係で、ものの数カ月で、280万円ぐらいまで減っていました。 貯金残高が減っていくのを見ると精神的に追い込まれていきました。

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お金が無くなっていくという感覚は、非常につらいものがあります。まだビジネスモデルも出来上がっていない状態で、私はひたすら耐えて勉強をつづけました。

 

・25歳になる

会社を辞めてから半年が過ぎ、私は25歳になっていました。年齢は同時にプレッシャーにもなります。

勉強を続けることは楽しかったのですが、現実的に前進しているわけではありません。そこで私は、まずは会社を創ってしまおうと考えました。

 

生徒さんがいるわけでもなく、なにを売るかも決まっていない状態でした。それでも、「会社を創る」ことで前に進んでいる感覚を得たかったのです。

 

まず私が考えたのは社名でした。

 

どんな社名にしようか・・・

 

考え始めました。

 

 

 

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コミュニケーション能力-講座の軌跡160 起業ニート編  こりゃさくらだ

コミュニケーション能力-講座の軌跡160 起業ニート編 こりゃさくらだ

 

引きこもりから起業ニートになった私は、コミュニケーション講座を創るという目標を立てました。まずは修行のため5万円の研修に参加すると、研修参加者のかわいい女の子のメアドをゲットし、しばらくメールをすることになりました。

 

メールは当初たわいもない内容でしたが、その後なぜか、セミナーをひたすらマンセーするようになっていきます。そのメールは段々と常軌を逸してきて、セミナーセカンドステージが近づくにつれ、一日5件ぐらいお誘いのメールが届くようになりました。

 

当初のジューシーなやり取りは、一切なくなり、ひたすら講座の素晴らしさと一緒に行こう!という内容が書かれていました。止まらないマンセーメールをみて、私の中で核心が生まれました。


こりゃさくらだ!!!

 

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間違いありません。

 

いま思い返すと、アイドルはそもそもコミュニケーションに悩んでいる感じがありませんでした。ハキハキと話してとても美人です。極めて社交的でした。

 

さらにいえばテニス焼けした男性もどこかうさん臭かったのです。やけにエネルギッシュで、押しが強く、ひたすらセミナーを持ち上げていました。

 

おそらくセミナー参加者の構成は以下の通りだったのでしょう。

 

さくら1 イケメン
さくら2 アイドル


参加者  メガネ男性
参加者  おとなしい女性
参加者  私

 

私は冷静に今までこの講座のビジネスモデルをはじき出しました。

 


洗脳ステップ1
初回セミナーでは

「批判→肯定デスループ」

を繰り返す。

批判→肯定により、変わったと錯覚させる。

 

洗脳ステップ2
錯覚が効果を発揮しているうちに、お茶会に誘う。集団圧力で、次の高額なセミナーに勧誘する


*勧誘ポイント
イケメン→女性参加者

アイドル→男性参加者

を担当する

洗脳ステップ3
セミナーセカンドステージで30万~40万しばき上げる
おそらくイケメンとアイドルに10万円程度のリベートが発生する

 

洗脳ステップ4

セカンドステージではさらに全人各的な肯定や否定を繰り返し、人生が変わったと錯覚を起こす。そして、高額なサードステージ(150万)に進む。その後は、講師となり、セミナー開催費などを上納する仕組みを創る。

 

・売上を計算

私はこのセミナー会社の月間の売上を計算しました。


セミナー1 月間30名×5万円=150万
セミナー2 月間9名×30万=270万
セミナー3 月間3名×150万=450万
総額 920万

 


ここから広告宣伝費や、人件費、会場費を払ったとしても充分ペイできるビジネスモデルになっているなと感じました。私はアイドルが、さくらとの確信を得ると、複雑な気持ちとなりました。

 

・メアド着拒

アイドルとの邂逅は全て瓦解し、全ては私を騙すための行為であったことがとてもつらい気持ちになりました。私はアイドルのメアドをそっと消去し、メアドも着信拒否をすることにしました。

 

初回からいきなり、強烈な業界の闇を体験し、私はコミュニケーション講座というもの怪しさと、グレーな形態に危機感を覚えました。同時に、私の中でより実態を詳しく知りたいと考え、1カ月あまり、有象無象のセミナーを受講することにしました。

 

やたら高い講座が多く、わずか1ヶ月で50万円ほど使ってしまいました。様々なセミナーに参加すると、この業界に決定的にはびこる、問題点を見つけることになります。

 

 

 

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コミュニケーション能力-講座の軌跡161 起業ニート編 コミュニケーション業界の闇 - 川島ブログ

 

 

 

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私川島達史は元引きこもりニートです。対人恐怖の克服体験、起業について執筆中です。対人恐怖の克服、どうして引きこもりがコミュニケーション講座を創ったのか?興味がある方は是非ご一読ください。


・軽度対人恐怖時代    1~32

・引きこもりピークに   33~56

・フリーター時代     57~82

・2年間の会社員時代   83~128

・起業ニート時代     129~187

 

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コミュニケーション能力-講座の軌跡159 起業ニート編 またメールしてもいいですか?

コミュニケーション能力-講座の軌跡159 起業ニート編 またメールしてもいいですか?

 

引きこもりから起業ニートになった私は、コミュニケーション講座を創るという目標を立てました。修行のため5万円の研修に参加したあとのお茶会でアイドルのメアドをゲットしました。すると、その夜にアイドルからメールが届いたのです!

 

 アイドルからのメールは以下の通りでした

「川島さん 今日はお疲れさまでした!スピーチとっても素敵でした。一日でこれだけ変れるってすごいことだと思います。私も次の講座に進んでもっと頑張りたいと思います。またメールしていいですか?

 

こんな感じの、メールが来ました。「またメールしていいですか?」という、ジューシーなメールは、乾ききった心に、猛スピードで染み込んでいきました。

 

「またメールしていいですか?」

「またメールしていいですか?」

「またメールしていいですか?」

「またメールしていいですか?」

 

 

頭の中を「またメールしていいですか」というジューな言葉が山彦のように鳴り響きます。

 

駆け巡るエンドルフィンっ・・・

 

こ・・・これま、まさか・・・本当に私のことを気に入っているのかもしれない!

 

そう感じると、さっそくアイドルにメールの返信をしました。

 

「メイさん メールありがとうございます!今日は大変なセミナーでしたが、自分の殻を敗れたような気がしました。次に進むかは検討していますが、メイさんともまたお会いしたいです。お互い頑張りましょう」

 *以下アイドルの名まえをメイと仮定します

 

「またお会いです」という文言を適度に入れて、プチ恋愛模様をにおわせつつ、メールを返信しました。

 

・何気ないやりとり

そしてその日からアイドルとのメールのやりとりが活性化していきました。最初の3日は何気ないやり取りが続きました。

 

「おはよう」

「今日は、ハンバーグ食べたよ。」

「今日は品川に行ってきたんだ!」

 

そんなやりとりが続きました。どうでもいい会話ばかりだったのですが、相手がアイドルと思うと、メールの文面が輝いているのが不思議です。こんなどうでもいい話題をメールしてくるなんて、これはもう本当にイケるかもしれない!!

 

セミナー参加時は下記であった妄想が

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↓下記のように加速していきました↓

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・セミナーの話

そうしてしばらくは4日目、すっかりセミナーの話は忘れ、アイドルとの日常的なやりとりに没入していました。

 

しかし、4日目・・・

 

「今日は講師が進める成功哲学の本を読んだんだ♪

   次のセミナーが楽しみ・・・」

 

というようなメールがきました。

 

元来私はセカンドステージに参加する動機はアイドルと仲良くなるためが80%占を占めていました。

 

もはや2人でのメールをする仲になった時点で、セミナーに出席するモチベーションをかなり失っていたのです。

 

・誤魔化しのメール

セミナーへの興味を失っていた私は

 

「メイさんは、前向きですね~私も頑張ります」

 

という感じでお茶を濁していると、

 

「川島さんは、セミナー参加するのですか?」

 

と核心を突いたメールが来ました。答えはNoでした。しかし、相手が気にいっているセミナーを否定して参加しない旨を伝えるのはマナー違反です。

 

「日程が微妙になってきまして・・いま考え中です」

 

と返信してのらりクラリとメールをするようになりました。

 

 

・止まらないマンセー

そうして、メールのやりとりが4日目を過ぎたあたりから、私の雑談的なメールは華麗にスルーされるようになり、ほとんどが、セミナーをマンセーする内容に変わって行ったのです。

 

「〇〇先生は本当にすごい人だ!」

「潜在意識にアクセスできる!」

「次のステップでさらに変わることができる!」

「私もトレーナになる!」

 

私のメアドは、先日までの、ジュシーなやりとりが駆逐され、全てがセミナーマンセーメールへと変わって行ったのです。

 

 

こ・・・これはもしかしたら・・・

 

私の中にある直観が働いてきたのです・・・

 

 

 

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